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ネプチューン王国  作者: 橘みかん
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岩間で……2

『岩間』の中には豪華な飾りはほとんどない、広場として使っている広い場所は三つ、そこで唯一、絵や細工のこった柱などで華やかな広場がある。

そこは王家の者が来た時のために作られたという。

その隅にある黒い石で出来た龍の置物の裏に石の扉をがある。

そこは昔から気の谷を守る一族がすみ見守まってきた場所につながる通路がある。

まだ敵はここには近づいていないな。

ヒディーのやつはでに暴れやがったな、ヤレヤレ森が一部ふっとんでるじゃないか。

ホセもバードも怪我はしてるが無事か……この通路に入ると気がさえて心配していたとこが次々みえる。

最後にユンとの再会に喜ぶナオの姿が浮かんだ。

ジュリ達は無事についたのか。

白い通路を抜けると青い空間にでるそこの中央にある水が滴る台がある。

「お待ちしてましたパリス様、重要なお知らせがあります。水鏡をごらんください。」

まずは焚かれているギャマの香炉の前で身を清めてから水に入る。

「私の家の伝承に残っている奇跡の時が訪れる前兆があるのです。ごらんくださいミィスリルとこの星の間に銀色の光があります。」

水鏡にネプチューンの星々が写し出されている。

『リバー』とミィスリルの間に地球でみた天の川のような光の渦が出来ている。

「これが現れるとミィスリルの懐に抱かれるそうです。時期はいつかわかりますさんがもう時は近いと思います。」

【この世界にリィーさまがお着きになった時、空間には何もなかった。リィー様が『生命の源よ私の胸にお宿りなさい。』というと一つの白い石が現れた。鉱石をまとった石はキラキラ輝いていた。『さあ愛しい我が子、美しく成長しなさい。私はあなたに愛と知識をあげましょう。』、リィー様に抱かれ成長していった石は生命のみなぎる美しい丸い惑星になりました。『パリス様、【リバー】はその石なんですよ。』】

風の民のスィーラが話していた伝言をふと思い出す。

「パリス様、奇跡が起こればこの地は浄化され悪いやつらはいれなくなるはずです。私は戦いは出来ないけど奇跡がおこりまた美しい場所に戻ることを祈っております。」

ミモザが額に手をあてる。

リィー様の加護があらんことを……見ずにゆれる空間にパリスも祈った。





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