六月の詩
雨が降ります ルルリリラ
湿気があります ルルリリラ
パンを食べます ルルリリラ
半分食べて 黴に気付いた ルルリリラ
黴付きパンが ルルリリラ
おなかの中に ルルリリラ
何か怖いよ ルルリリラ
先回り お薬飲んだら 使用期限がルルリリラ
梅雨の晴れ間は猫とお散歩
通り道には綺麗なアジサイ
見る度花が開いていきます
根本は猫のお気に入り
いつもトイレのお気に入り
この間見たらいつもしっこがかかっている所がなんか枯れてきてたからしっこ中の猫を掴んで逃げたら噛まれた
雨が降ります ルルリリラ
たまに晴れます ルルリリラ
お布団干します ルルリリラ
お出かけして 帰ってきたら ルルリリラ
油断するな
冷蔵庫と言えども物は腐る
油断するな
でも冷凍庫は大丈夫だよね
昨日食べた冷凍シューマイ
賞味期限半年過ぎてたけど大丈夫だよね
大丈夫だと言え 言うんだ
暖かい曇り空は幕を引くように去っていきます
熱い太陽がその顔を得意げに見せびらかします
本当の夏がやってくる 北半球にやってくる
南半球は冬なんて信じられない
この世は自分が感じた物が全て
大地は平らだし 移動しているのは太陽だ
かかって来いアリストテレス
お前を倒すぜガリレオ
やるなコペルニクス
いいパンチだケプラー
もうやめてくれニュートン
そんな独り言が彩る梅雨の一日
早く雨が止みますように
綺麗な虹が見られますように
野菜室で黴が生えていたきゅうりが明日起きたら消えていますように




