7話 チラシの裏登場キャラの役割 相関図
12月、なろうで小説を始めました。新人作家のチラシの裏です。
小説は未経験のまま、構造から入ってみた記録です。
これまで、読者と自分を迷わせないための「道しるべ」や、
小説のカメラワーク(=私の造語:イマジナリーライン)について話してきました。
そして今回は「キャラ」編。
正直、これは――
作者が書きたいものを書け!以上!
でも全然いいと思っています。
登場人物に、愛のまま暴れてもらってください!!!
……で終われるんですが、今回は私の失敗談を語らせてください。
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11月27日から小説の計画を立てて、12月1日に思い切って投稿。
「勢いだけが大切!」と思っていた私にとって、連載がどれだけ感情のコントロールが難しいかなんて、知る由もありませんでした。
売れっ子と言われる方の中には、半分くらい書いてから投稿する人も多いらしいです。
……後から知りました。
当時それを知っていても、たぶん私には刺さらなかったと思います。
「別の時空がシンクロするストーリーがエモいんだろ!」って、目線が狭かったから。
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活動報告でも書いたんですが、私はスマホで小説を書いています。
思いついたことを即興で書ける。
どこでも書ける。
トイレでも書ける。
便利な機械です。
……そのせいで、あとで大けがを負うんですが(それは次回)。
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さて本題。
登場人物は絞っているつもりだったのに、私はあることに気づきました。
自分、登場人物の名前を覚えるのが苦手だ。
きっと私の脳の構造の問題なんでしょう。
そこにスマホの予測変換が追い打ちをかけます。
結果、
どれが本当の名前だっけ?
なんて読んでたっけ?
が、頭の中でどんどん上書きされていくんですよね。
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そこで私は、A4のコピー用紙に相関図を書きました。
最初は登場人物が少ないので、余白だらけ。
でも、書いていくうちに矢印が増える。
関係が増える。
そして逆に、過剰な設定はそいでいける。
……あ、これ、めっちゃいいわ。
私だって、昨日の創作みたいに没入できる。
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相関図に書いたのは、だいたいこのへんです。
テーマ
大枠の構成
没入できる小さな枠組み
誰が誰に向けて、誰を意識している場面なのか
これが「矢印」と「一言メモ」だけで可視化される。
デジタル時代だからこそ、
自分の頭の外に置くのって大事だな……と感じた相馬ゆうでした。
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蛇足なんですが。
少年マンガが格闘シリーズになっていくと、昔ライバルだった人が試合の解説してたりしません?
あれって新シリーズで相関図から外れたキャラの、第二の就職先……。
でも、作者が好きなんでしょうね、そのキャラ。
分かる。好きだもん。
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さて次回は、私の大けがについて。
傷つく主人公は好きですか?
私は好きです。
キャラの口元の血、カッコいい。
みなさん、自分のキャラに関するこだわりあれば教えてもらいたい!また、どんなキャラが読み手として刺さりますか?
いろいろコメントで聞かせて下さい。
ちなみに、メイン作品は
『ゲームチェンジャー』
です。
作者プロフィールからよろしければ読んでください。一話完結短編好きはep16がおすすめです。
追伸:エッセイなので、いったんの区切りはあっても「終わり」はありません。
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