表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高校以来小説を読まなかった理系が、小説を作るために作った分析日記  作者: 相馬ゆう
7, 読者の存在が物語に与える影響(分析85/物語15%)
43/64

43話 今更ながら小説のお作法について

なんか簡単な読み物作りたくて書きました。


小説のお作法って実はニッチなのかもというお話。


また、そのお作法も構造の仕組みによって出来上がったという事実。

小説の書き方。


いろいろなお作法を聞きます。

日本の小説文化は縦書き文化。原稿用紙から発展したので、そのお作法がとても大切で、頭に刷り込まれていますよね。


でも、「なろう」は横書き。

段落の一行目をスペースで開けるか開けないか問題。

行間で表現すればいいか問題。


海外でも、一行目にスペースを入れたり入れなかったり。

スペースの代わりに、最初の文字を大きくする文化もあります。


それこそ、世界で一番発行されている出版物といわれる「聖書」も、時代やしきたりによって表記が変わるそうです。


一行目スペースについては、結構インフルエンサーさんの意見も分かれている印象があります。


夜の時間。

適当な書き物として、「小説」と「論文」の違いというテーマで、少し。


ここで言う論文は、学術論文です。

大学受験で使う小論文とは違いますので、あしからず。


※※※※※※※※※※


論文


① 句読点の違い


これは発表する学会にもよるのですが、句読点ではなく「.」「,」――つまりカンマ、ピリオドを使うことが多いです。


私がPCではなくスマホで小説を書いている理由のひとつがこれです。

デフォルトでカンマ、ピリオドになっているので、設定かえるの正直めんどくさい。


② 一行目スペース


一行目スペースは学会のお作法によります。

縦書きの研究論文は、私は見たことがありません。

小見出しのあと、すぐ本文を書き始める形式が多く、横書きなので、段落頭のスペースはあまり意識されません。


ただし、学会によっては厳密に指定されることもあるので、過去の発表論文を参考にすることがあります。


③ 起承転結ではない


ほとんどの学術論文は、起承結や起承転結では書かれません。


多くの場合、


緒言 → 目的 → 方法 → 結果 → 考察 → 結論(結語)


というフォーマットで書かれます。


これは IMRaDイムラッド と呼ばれていて、


Introductionイントロダクション:緒言・背景・目的

Methodsメソッド:方法・材料・実験手順

Resultsリザルツ:結果

andアンド

Discussionディスカッション:考察


の頭文字から来ています。


ディスカッションが「考察」って、結構深い。昔の研究者との対話が新しい発見を生むんです。オリジナリティは、写し鏡があって初めてオリジナリティという文化です。


※※※※※※※※※※


日本の原稿用紙文化も、明治後期に整ったものらしく、江戸時代は漢文が正式な文書だったりします。

つまり、書く作法って、時代や媒体によって移りゆくものなのかもしれません。


同じ縦書きでも、漢文や漢詩は冒頭スペースを入れません。

俳句も短歌もそう。


これらは、紙が貴重だった時代の話――

そういえば『薬屋のひとりごと』でも、紙が貴重品ってエピソードがありましたよね。


まさに構造や生活は、文法や表現方法まで変えるという実例です。


同じ日本語でも、法律の条文にはスペースは入らない。(ただし、日本国憲法の前文は違いますね。)


つまり、小説や原稿用紙の文化も、案外ニッチな慣習なのかもしれません。


でも、編集者さんや作家さんが「それがノイズになる」と感じる気持ちも、すごく分かる。


いつも黄色く見える月が、ある日、真っ赤に見えたら――時々ありますよね。

ちょっと、ぞっとする。

たぶん、あれと同じ感覚なんだと思います。


なんだか最後はポエミーな相馬ゆうでした。

皆さん意外に気にしてる、小説のお作法。

私はなんか、絵を書くみたいに行間を使う癖あります。

段落はスペース入れません。これは、論文の癖とスマホでかいてるから。。。


いろいろご意見聞かせてください。

この神学論争でワイワイやりたいです。

いろいろ感想でご意見お聞かせください。


ブクマや★評価で応援してもらえると励みになります(気が向いたときで大丈夫です)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ