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2、名前

今まで気づか無かったが、青年と同世代と見られる女子が夕日の光を正面に宿し佇んでいる。


「………」


青年は、体の向きを変えるという動作をまるでネジが切れた人形の様に停止させ少女に見入っている。


そんな青年に少女は声を発する。突然。


「貴方は何でここに来たの?」


少女の声が青年のネジを巻く様に、徐々に動きを与える。


「特に…理由は…」


青年は声を振り絞るよに答えるが、そんな短い応答を待つことも無く少女は歩き出している。


「……ちょ、待ってよっ」


青年は少女に投げかける。


「何?」


今度は少女に言葉が届いたようだ。少し退屈そうに振り向く。


「名前を教えてくれないか?」


「私の名前?」


少女は当たり前の意図を青年に明確化を求める。


青年はさも重大な応答の様に声を発する。


「そう、君の名前を教えてほしいんだ」


少女は青年のほうへ歩寄り青年の正面に辿りつく。


そして正面で応える。


「私の名前は望絵のえ


少女は普遍的に答える。


「良い名前だね」


青年はやっと笑顔を表現出来た。



「そうかしら?」


望絵はそう言い終えると

丘を降りて行く。


言い変えれば舞い降りるように

まだまだ初心者です。


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