若返りたい、と思ってしまう
偶然は必然なのか奇跡なのか。
ストロベリームーンの夜、再び出会った二人です。
バケットハットを被って、全体的にモノトーンな装いで、Tシャツの上に半袖のシャツを羽織り、少しダボッとしたジーンズ姿の剣太朗が爽やかに微笑んで「こんばんは」と言った。
「あ、こんばんは。誰かと思ったわ」(心臓が止まるかと思ったじゃない、化粧落ちてないよね)
花子は思いがけない遭遇に少し焦って心の声がまた漏れそうになる。
「散歩ですか?」と問う剣太朗の足元にサクがクンクンと嗅ぎながら近づく。
気付いて剣太朗が中腰になり、その頭をわしゃわしゃと撫でながら花子の顔を見上げた。
(その上目遣いは、く、苦しい・・・可愛い…)「うん、剣太朗くんも?」と精一杯平静を装って聞く。
「はい、満月って言ってたなと思って」
晴治と挨拶に来た時に少し話したことを覚えててくれてたんだ、と花子の顔が少し緩んだ。
「そ、ストロベリームーンだって。でもちょっと思ってたより小さくって」
「ふふ、ですね」と剣太朗も軽く笑いながら空を見上げた。
「あ!剣太朗君、ちょっと一緒に来てくれる?」と花子がこっちこっちと手招きした。
神社の脇道を抜け、少し山沿いの方へ花子とサク、剣太朗が歩いて行く。
剣太朗は今日のドラマの撮影が順調に終わり、早く帰れたので満月を見がてら散歩に出て来たらしい。晴治も愛犬のゆきも早く寝てしまうので、と苦笑いをしながら話した。
山沿いにある階段を三十段ほど上がると、少し開けた広場があった。
「わぁ」
剣太朗がこんなところがあったのかと驚き声を出した。
「ね、良いところでしょ」
目の前に見える市街地の家々の屋根を見渡しながら、花子は少し自慢げに言った。
少し小高い広場と言った小さな場所だが、目の前は何の隔たりもなく空と家々の屋根が目の前に広がる。民家には灯りが点って人の生活が感じられ、逆に工場や事業所の灯りは人がいない分消えている。大きな道は車が行き交うヘッドライトが所々動いている。
山側を背にしてベンチに花子と剣太朗が座り、花子の足元にサクがフセをしていた。月は高い空の上からこちら側の風景を見ているようだった。
「ピンクというか赤いというか」
剣太朗が月を見ながらストロベリーという色としてはどうなのか、なんて言い出して 「桃色って感じじゃない?じゃピーチだね」
と二人で大した内容のない話をしていた。
白い綿のシャツと幅広のジーンズスタイルの花子が履いているスニーカーの紐が解けかけているのに剣太朗が気付いた。
「花子さん、靴の紐」と言われ花子はしゃがんで靴紐を直した。
「あ、ありがとう」
そういう花子が言うのと同時に自分の下半身に気付く。「あ・・・」としゃがんだまま剣太朗に背を向けた。
「ん?」
「花子さん、どうかしました?」
「ん?あ、ん・・・」
ジーンズのファスナーがパッカリと開いているではないか。ササッと花子はファスナーを上げた。
「はぁ・・・」
花子は顔から火が出そうになって溜息というか魂が抜け出るように口から吐息を吐き出した。
「あ、ファスナーが開いてて。やだ、またやっちゃった」
「また、とは?」
実は花子はファスナーの閉め忘れ常習者というか所謂うっかりさんで、これが初めてでは無かった。花子は慌てて言い訳の様に、今までの失態を早口で剣太朗に説明し始める。
学生の頃、電車で中年男性の前に立っていた時、何やら視線を感じると思いながら最寄り駅で下車した。駅前に停めていた自転車にまたがった時に、またしてもパッカリ。
ある時は、最寄り駅で下車したら、綺麗なお姉さんが花子の腰をポンと叩き「開いてるわよ」とスカートのファスナーが開いていることを教えてくれたこともあった。そんな話を「ホントにもう自分でも嫌になっちゃう~」と言いながら花子はがっくり肩を落として話した。
ぷぷぷ、ぶはははは
剣太郎は吹きながら、徐々に大きな声で笑いだした。
「花子さん、うっかりにも程があります」
クククッと笑いを堪えて剣太朗が言う。サクが楽しそうな剣太朗を見て同じように楽しそうに尻尾を振り、笑っている剣太朗を覗き込んでいた。
「ホントに・・・」
「ごめんなさい笑い過ぎました。花子さんて子供の頃からうっかりさんだったとか?どんな子だったんですか?何か興味わいてきた」
「え~全然普通よ。何でも普通って感じ」
花子は行動力のある姉とは違い、学校でも目立ちもしなければ成績が抜群に良いことも無いし悪くも無く、要するに中の中の全くの普通の生徒だった。小中高、大学とただ普通に学校生活を送っていた。なので思い出というのも大してない。運動会、文化祭、修学旅行などの行事もぼんやり過ぎて印象的な思い出が無い。そんなことを剣太朗に話していて、私って学校楽しかったのかな、とふと思った。
「剣太朗君はどんな子供だった?」
「俺は、ん・・・同じく特に目立たず普通です。でも体育祭なんかは足速かったんでまあまあ目立ってました」
「じゃぁモテたでしょ。昔からアイドルになりたかったの?」
「いや、そんな・・・あ、でもアイドルもたまたまが続いて今になったっていうか」
晴治の繋がりのパーティーでスカウトされた話は花子も聞いていた。
「晴治さんて顔が広いよね。でもスカウトされるのも凄いし、やる気もあったんじゃないの?」
「あぁ、やる気・・・」
剣太朗はちょっと黙って、一つふぅと息を吐いて頭の中でやる気があったか自分でも問い返してみた。それから再び話し始めた。
「全然興味なかったし、やる気も正直無かったですね。取り敢えずやってみてもいいかなって、そんな程度だったんです」
剣太朗はストロベリームーンが照らす夜空を見上げて話を続ける。
深く考えずにアイドルへの扉を開いて、取り巻く大人達に引かれたレールをただ進むだけの日々を過ごしていたこと。そのレールはまるで雲で出来ているようで、上手く乗れないとすぐ消えてしまいそうで、風が吹くと早く流されてしまうから必死でそのスピードに合わせて、今ここまできたこと。
本来自分がどうしたいか、何を目指しているのか、分からないままデビューしてしまったんじゃないか、と今になって不安でいっぱいだったと、花子に話した。
「デビューしてあんま売れなかったじゃないですか。何で?っていうよりやっぱりって思ったんです、正直。自分を出せてないから人に興味持って貰えないんだよなって」
「自分を出せてない?」
KNIGHTの三人は、本名を公表していない。これは一つの戦略でもあって、少しミステリアスさを持たせたのと、慎が子役出身というのをすぐ気付かせない手段でもあった。慎が昔のイメージを隠したいと言っていたからだ。なので慎はドラマは当分やらないと決めている。可愛らしさの慎とリーダーとして好青年な駿、その二人に無いワイルドさセクシーさを剣が演じる形で、剣はやや長髪にしていた。
「俺本当は短髪の方が好きだし」
剣太朗は苦笑いをして鼻を掻いた。
「あ、でも、今は結構やる気があって。駿の代役になって、KNIGHTの為にも駿の為にも頑張ろうって思えて。急で時間無かったけど、準備して現場入って、俺、やってやるぞって。何かすっごいやる気になったんです。だから今が一番やる気があるかも」
剣太朗は花子の方を向いて、満足そうな笑顔を見せた。これが清々しいっていうんだと、花子はまぶしい剣太朗の顔を見つめていた。
見つめ過ぎて剣太朗が、ん?て顔をしたので慌てて「何かの為にって思えるのっていいよね」と返した。
確かに、漠然と日々過ごすことは決して悪いことではないけど、小さなことでも『この為に』と生きることはやる気や活力になる。お昼にオムライスを今日は食べるぞと思って午前中の仕事をするとか、週末はドライブに出かける、今度公開のあの映画を見る為に残業も頑張る、大好きなアイドルのCDを買う為にアルバイトに励む、そんな小さくても楽しみや目標がある生き方は前向きになれる。
「じゃぁ私は推しの為に楽しく毎日生きる」
「推し?」
「そうよ、推し。もうKNIGHTは私の推し」ふふふ、と花子は笑いながら伸びをした。
「頑張って、応援してるから。これからのKNIGHTが私の楽しみ」剣太朗の輝いた瞳を見て、花子の気持ちもキラキラしていた。
そう付け加えて、花子は剣太朗に微笑むと、ウンと頷き返した。サクは二人の会話を聞きながら、濃い空の中に薄赤いローズに輝くストロベリームーンを見上げていた。この月が沈むとまた新しい朝がやって来る。花子にとってこの細やかな夜は平凡に過ごしてきた人生の中にくっきり思い出として残る夜になった。
◇
翌日、花子は久しぶりに本屋にいた。
店内をぐるりと見て歩き、足を止めた。普段あまり来ない大き目の書店なので、どこに何の種類の本や雑誌が置いているのか分からずこのコーナーに辿り着くのに迷子になっていた。やっと目的のここへ着いて、案外入り口に近い場所だと気づく。
「こんなに種類があるの?」
目の前に平積みされているアイドル誌、テレビ雑誌、映画雑誌・・・人気アイドルや俳優が表紙になっていて見るからに華やかなコーナーだった。来月から始まる夏季ドラマの紹介がいくつかの雑誌に掲載されているのを探しに来たのだったが、全くどれを見ていいのやら分からないのが正直なところ。
「若葉ちゃんに聞いたの、どれだっけ…」
いつも若葉がKNIGHTの掲載雑誌を見せてくれるのだけど、高校生になりたての彼女が雑誌を何冊も買うのは結構な出費になる。たまには自分も買ってみようと思い立ったのだけど、書店のレジでおばちゃんがアイドル誌を買うのは花子としては気恥ずかしく、ネット書店で購入も考えたのだが、送料や配送日数がかかったり躊躇していた。
そこで、ちょっと前に若葉の母、菖蒲の旦那が営む美容サロンへカットに行った時に同世代のスタッフが言っていたのを思い出した。
「あそこの書店は無人レジなんで、結構平気でアイドル雑誌買っちゃえるんですよ」とその女性も国民的アイドルのファンで推し活の話を嬉しそうに話してくれたのだ。
それならばと、この書店へ来たのだが、花子には色んな壁がまだまだあった。
雑誌の数の多さ。まずはそこから壁を乗り越えなければならない。若葉に貰ったメールを確認すべく、ジーンズのポケットからスマホを取り出す。
「テレビ・・・、あ、これと、ザ、テレビ・・・こっちと」
二冊テレビ雑誌を手にして、レジへ進む。
レジではバーコードを自ら読ませて会計をすると言った簡単なものなのだが、手順が出る画面にお支払方法は?どちらかのカードはお持ちですか?など色々選択する必要があり、初心者としてはおろおろしてしまう、第二の壁を乗り越えなければならなかった。
「えっと」ピッツ、「えっと」ピッツ。
「あれ?」「ん?」と、いちいち心の声が漏れ出る。どれも慣れれば何てことのない壁なのだけど、花子にとっては『はじめてのおつかい』くらいに緊張したのだった。
無事購入し、自宅に戻って雑誌をめくると、KNIGHTの剣が出演するドラマの記事があり、主演は少女役の女優なので新人の剣は小さめの写真だった。それでもドラマ出演の実感が沸いて花子は嬉しく、ついつい顔がにやけてしまう。
「そうだ!若葉ちゃんに連絡しとこ」
スマホを取り出し若葉に『雑誌ゲットしたよ』とメールを送った。
♪♪♪
すぐに返信が帰って来た。
『帰りに寄るね!』
「早っ、今授業中じゃないのかな?」
フフッと笑いながら、まるで自分も高校生みたいだなとくすぐったい様な懐かしい様な気分に花子はなっていた。
♪♪♪
またメールの着信音がした。若葉からまた何か用かな?雑誌の追加催促かな?とスマホを見ると、「ングツ?」と花子は生唾を呑む。
「剣太朗君?」
兎に角瞬きが止まらない。二度見どころか何度見したことか。そうだ、満月の日、あの日。
「花子さん、連絡先聞いていいですか?」
「え?」予想もしていない言葉に花子の口は開いたままだった。
「母さんと話すのとも違うし、友達や恋人には失礼だし、お姉さんというか、なんかちょっと親しみ?うん、信頼できるっていうか、こうして普通に話聞いて貰ったり、て駄目ですか?」
花子は嬉しい様な、知り合いのおばさんってことだろうし~なんか、なんか複雑・・・いや複雑っていうか、真実だし・・・などと色んな感情を胸の奥に収めるのにほんのちょっと時間が要った。
「あ、そうね、連絡先交換しようっか、ね」
とポケットから出したスマホを一瞬落としそうになりながら、互いのQRコードをその夜交換したのだった。
受信の画面を見て、まさかこんな直ぐにとは・・・とやや心の準備が出来ていない花子は、恐る恐るメッセージを開けた。
『お疲れ様です。この前沢山話せて楽しかったです。ありがとうございました。
ところでまた夜空見に行きませんか?
今夜天体が揃うらしいですよ。』
誠実で文章までも好青年じゃないか、と花子はニヤニヤしながらメールを読んだ、が、天体が揃うって何?正直そういう知識は無いし、ストロベリームーンもすごく興味があったわけでも無かった。
「え~っと返信しないと・・・」
特に夜用事があるわけでもないし、断る理由は無い。ただ天体に興味がある人間だと思われたのだろうか、そうだったら話が合わないかもしれない、とちょっと焦ってしまった。
「何ニヤニヤしてんの?」
花子の後方から美子の声がした。
背後にいるくせになぜニヤニヤ顔が分かるの?と花子はギョッとした顔で振り返って美子の顔を見た。
「あんた背中がニヤニヤしてるわよ」
「背中がニヤニヤってどういうこと?失礼な・・・」という口元が事実すっかり緩んでいた。
美子はまたもオーマイガーと言いながら通り過ぎた。花子は急いで剣太朗に返信した。
『じゃぁまたサクと散歩に出るので、その時に神社で』
五分も立たないうちに剣太朗から
『はい、また今夜九時頃に』と返って来た。
花子は姿見の前で、背中がニヤニヤってどういうことだろうと、自分の背を写しながら首をグッとねじって鏡を覗き込み首を傾げていた。そしてその滑稽な自分を見て、すっかりおばさんだとしみじみ実感した。幸いスタイルは若い頃と変わらない。ただ・・・
今、剣太朗とメールのやり取りをし、その前に若葉ともやり取りをし、気持ちは高校生と変わらないつもりでいた。でも容姿は多少若く見えるとて、まさか高校生に見えるわけがないのだから。
スタイルが良くてもそれは、歳の割りにという言葉が付く。よく見ると顔にも数年前には無かったシミが顔を出しているし、重力には逆らえず体の矢印は全て地球に向いている、そんな気が、鏡を見ていてしてきた。気持ちのキュンやワクワク、ドキドキは幾つになっても変わらないのに。ただ剣太朗の母親と同世代、それが現実なのだ。
花子は学生時代に特別の思い出もなく、昔に戻りたいとか若い頃に戻りたい、あの頃はよかった・・・という思いに駆られることは今まで無かった。しかし、ここ最近、特にKNIGHTの推し活とやらを若葉と始めたり、剣太朗と話す機会があって、若返りたいより同年代に生まれたかったと思う自分に出会ってしまった。
別に恋がしたいわけでは無い。同年代でキャピキャピわいわい、ザ・青春という記憶がないのだ。その年頃は冷めていた?いや、普通に日々過ごすだけで満足だった。いや、満足?それとは違う。あまり感情を動かすことなく過ごしていただけかもしれない。でも今思えば、その年頃でしか得られない感情ってあるんだなって分かる。若葉みたいな親友がその時居たらもっと違う青春を過ごしていたのかもしれない。結局は積極的に自分から新しいものに首を突っ込んだり、好奇心で試したりということをしなかっただけなのだが。 姉の美子がそういうタイプだったので逆に、花子は実は持っていた好奇心も冒険心もどこかにしまい込んでいたのかもしれない。
と、姿見の前でしばらく色んな妄想と後悔の海に溺れそうになっていた。後悔って結局自らやらなかったことへの感情で、やって出来なかったことは恐らく思い出になるんだろう。気付くのは結局年を経てからなんだ。
夕方になって、若葉が学校帰りに花子を訪ねて来た。
「花ちゃん、雑誌見せて~」
自宅の様にリビングに上がってサクに挨拶をしながら、ソファーに腰かけた。
「あら、若葉ちゃん、お帰り」
美子がキッチンから声をかけた。
「ジュースでも飲む?」
「あ、いただきます!」
この二人まあまあ波長が似ているのか初めて会ってから直ぐ仲良しになっていた。花子が遅れてリビングの二人の会話に加わり、暫く三人で雑誌を見ながらあれこれ話した。
「でもさ、剣太朗くん?もしこれから有名になったら、桃枝も大変なんじゃない?セール品とか買えないわよ。人目が気になって。うちの朝陽は普通で良かったわ」
「KNIGHT人気出るかな?」
「あら、若葉ちゃんはヒットしないと思ってるの?」
「そう言う訳ではないけどね、デビュー曲も予想外にイマイチだったし、心配で」
「大丈夫!剣太朗君頑張ってるから!」
花子はつい力を込めた言葉を発した。
「花ちゃん剣太朗君とそんな親しいの?何か知ってるの?」
若葉が目を細めて花子の顔を見た。
「いやいやそんな何も知らないけど、きっと頑張ってるんだろうなって、ね」
花子は隠す必要は無かったと思ったが、つい口からはそう言って誤魔化してしまった。連絡先を交換して今夜、夜空を見る約束をしているとか咄嗟に隠したくなったのだ。言うのが恥ずかしい?若葉が花子だけって気を悪くする?違う、剣太朗と自分だけの約束だったから言いたくなかったのだ。推しを独り占めなど普通は出来ない。でもこれは本当に推し?花子の忘れかけてた女心がざわつきだす。
恋がしたいわけではないとか言ってたくせに・・・
♪♪♪
花子のスマホに剣太朗からの受信があった。そっと花子はスマホを覗くと
『撮影の予定が少し変わったので、夜八時頃に早まってもいいですか?』
こそこそっと花子は『了解です』と返信をする。何も聞かれないのに、お客さんの予定変更だって~と言いながら席を立ちお菓子の箱を取って、どうぞと若葉にフィナンシェを差し出した。
「ホントに花ちゃんはフィナンシェが好きなんだね。いっつも置いてるんだもん、ふふ」
若葉は少し笑いながら袋を開けてフィナンシェを頬張った。
夕方四時半。夜の八時まで花子はソワソワしていたのは言うまでもない。
お読みいただきありがとうございます。
誰しも悩みながら生きています。でも時間は前にしか進めない。
物語も前に進むのみです。またお読みいただけると幸いです。




