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Universal Sky and Sea Online 空中のVRMMO  作者: カレーアイス
第二章 クラン結成編
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結成《チーム・スカイマウス》

「負けたー」


 ヘッドセットを外して、芽衣と連絡をとる。


「あれヤバくない?ヽ(゜Д゜)ノ」

『ヤバいね。耐久あって、取り巻きも強くて……多分もっと削ったら新しい行動パターンもあるよね。(´・ω・`)』

「(・∀・;)?」


 芽衣が難しいことを行っているが……超級は、途轍もなく難しいことが分かった。


「一旦上級にしてみる?」


 一応聞いてみるけど……長い付き合いから、なんとなくどういう反応かは分かる。


『絶対に倒す(# ゜Д゜)』


「フフフ(ニコニコ)」


 やっぱり熱くなってた。

 余りにも予想通りの反応に、思わず笑みがこぼれてしまった。


「取り合えずメンバー集めるよ!」

「任せて」


 一時間後、再ログインして、フレンドにチャットを入れていく。

 若干数名反応が遅かったが、全員から反応が帰ってきて……十数分後に、とあるカフェに集まることになった。


 シロン、ツィン、ヒロ、ハルヒ、ハッシュ、リムス、深淵、F、ユー、ラウルの十人で集まった。


「えっと……単刀直入直球全力ストレートに言うと、超級のボスが強かったので、皆に助けて欲しいです」

「ああ、ワイもリムス、ヒロ、ハルヒで挑んだけど、ボッコボコにされたわ」


 ……どうやら、反応が遅かった人たちは、やられてログインできなかったらしい。


「絶対にダーリンの仇をとる」

「じゃあ俺がハニーの仇とる」

「相棒の頼みじゃ、しかたねえな」


 みんな参加してくれるみたいだ。


「じゃあ、作戦タイム」


 まだドラゴンの行動パターンが分からないけど、大体の作戦を決めていく。

 もちろんシロンはほぼ蚊帳の外だった。


「……ドラゴンの行動運ゲーでゲームオーバーですよね?」

「まあ、なんとかなるよ」

「……まあ、いっか」

「まあまあまあ」


「よし相棒、少しでも勝率を高めるために、アレ使うぞ、クランシステム」

「……え?」


 ……なんでその権利を持ってる人の方が無知なんですかね。


 第一回イベントの報酬で貰える、クラン設立権。

 次のアップデートで一般配布されるらしいが、今権利を持っているのは、イベント10位以内の人しかいない。

 クランメンバーなら、フレンドリーファイアのダメージが25%カットされるらしい。


「フレンドリーファイアしないし、関係なくない?」

「……もしかしたら、お前の背中に突然黄金が降り注ぐかもしれないな」


 冷静なツィンのツッコミが入ったが、強情な深淵に押されてクランシステムに賛同した。

 ちなみに、シロン本人は深く考えてない。

 適当にメニューに促されるように、クラン設定を進めていく。

 途中まではスルスルと進んでいたが、ある一つの設定で手が止まった。


「クラン名どうする?」


 ……一瞬、静寂が円卓を支配する。

 それを破ったのは、


「フッ……ならば、シロンの白から《対混沌(アンチカオス)》とかどうだ?」


 深淵ちゃんだった。

 白と関係性がなさそうな厨二の意見を皮切りに、他の意見も出始める。


「はい!《宇宙機械軍》」

「……でも、宇宙っぽいスキルはユーとラウルだけだよね?」

「まあ普通に《関西大爆発》っちゅーのはどうや?」

「全然普通じゃないし、なんか関西に恨みでもあるの?」


 新しい意見は、ツィンにバッサリと切り捨てられた。


「……決まりそうにないんだけど」

「しょうがないですね」


 ハッシュが立ち上がった。

 現在進行形学校の先生が、意見を纏めに掛かる。


「せんせー、チーム名が決まらない場合はどうしたらいいですか?」

「そうですねー。一人一つワードを出して、それを組み合わせて作るっていうのはどうでしょう?」

「……とりあえずやってみよう!」


 みんなで一つづつ単語を出し、くじ引き形式で使う単語を出す。


「えっと、一つ目は……チームですね」

「あ、私のだ」


 一つ目は、ツィンのチームだった。

 良い感じに他の単語をサポートできる、ツィンらしいものだ。


「二つ目行きますよ……スカイ、ミーのですね」


 二つ目はハッシュのスカイ。

 このままだと、スカイチームとかになるのだが、どこかと被りそうな気がしてくる。


「もう一つ引いて、ダメだったら抽選仕直しましょうか。三つめは……マウス?」

「あ、私のだ!」

「何故にマウス?」

「可愛いじゃん、ミッキーマウ」

「分かった。もう分かった」


《チーム・スカイマウス》



「ピヨ(抽選しなおそ)」

「そうですね」

「え?」


 ……シロンの設定は、もう終わってた。


 《チーム・スカイマウス》


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