恵
恵が気絶している間俺は1人で何時間もゲームをしていると気絶して二、三時間経った頃に恵は起きる。
「は!ここはどこ?私は誰?ゾンビに食べられたの?私」
「食べられ出るわけないだろ全く。世話係が逆に世話をさせるとはどういうご身分だよまったく」
「そこは助け合いっすよ和くん」
親指をぐっと立てて俺に言う恵。
え?何その指折ればいいの?
「でもごめんね。お世話係なのに和くんの布団使っちゃって」
「いいよ。気にしてないしそれに女性を床で寝かせるなんてあんまりだろ?」
俺は恵に言うと恵はなぜか涙を流して
「和くん。あんたって子はどうしてこんないい子なのにニートになってひねくれたんだい」
「余計なお世話だよ。それでもう夜だけど今日はどうするんだ?」
「うーん今日はもう帰ろうかな。今日はごめんねあんまりお世話できなくて」
「気にしなくていい。むしろ悪かったな気絶させるようなもの見せて」
俺は恵に謝ると恵は
「私も気にしてないから大丈夫だよ!明日もお姉さん来ていいのかしら?」
恵は俺に聞くと俺は
「どうせくるなって言ってもくるんだろ。なら来てもいいよ」
「お!和くんが丸くなった!可愛いとこあるじゃん!」
「俺は恵のそういうとこ直したほうがいいと思う」
俺が恵に言うと恵は
「私のこういうとこは利点と見てもらいたいかな!じゃぁまた明日昼くらいにくるからね。今度は起きててよ!」
「はいはい。お疲れさん」
ほぉを膨らませて帰る恵に対し適当にあしらって返す俺。
恵はバイバイっと言って帰り、俺は恵が帰った後もゲームを続けていた。
恵が帰ってから数時間俺はずっとゲームをしており気づけば夜中になってぼちぼち寝ようかなと思い寝た。
「和くん起きてー。もうお昼だよー。あなたのお世話係、もとい天使の恵みお姉さんだよー」
んー。うるさいなぁもっと寝かせてくれないかな
「おーきーてーよー!おーせーわーさーせーてーよ!かまーってよー!」
「わかったわかった!今起きるから!」
俺は起きるとむっふーとなぜか自慢げな態度を取る恵。どうしたんだ?
「どうしたそんな調子良さそうな顔して。なんかあったのか?」
「いやね。君の、和くんの様子が意外と大丈夫そうだからお姉さん。早くお世話係から外されそうだなって」
「え?外されそうなのになんでそんな誇らしげなんだ?」
俺は恵に聞くと恵は理由を語り始めた