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神魔物語  作者: 抹茶J
第2章 帝国侵略編
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第16話 暗躍する影

ダイン達の眼前にはウエストリアの大軍が迫っていた。

斥候『敵の数およそ一千!さらに増援があると思われます。』

ダイン『よし、作戦通り、敵を惹き付けるぞ!』

オーズ『ダイン!俺たちの役目は、悪魔で敵をトールス渓谷に誘い込むための囮だ。あまり張り切りすぎるな。ほどほどにやるぞ。』

ダイン『分かってる!行くぞ皆!』

全員『おう!』

全員鉄器兵に向かって走る。

ザンッ!

ザシュッ!

ダイン『おりゃあ!』

オーズ『どおりゃああ!』

ダインとオーズは、敵を次々に斬っていく。

一方フローラも敵と距離をとりつつ詠唱し、完成した魔法を言霊に乗せ解き放つ!

フローラ『大地よ我がまえに力を解き放て!アースクエイク!』

ゴゴゴゴッドンッ!

大きな地割れができ、敵を飲み込んでいく。

フローラ『!!この敵兵って…。まさか…。』

フローラは何かに気づいた。

敵に囲まれ背中通しをくっつけるダインとオーズ。

ダイン『なかなか強いな。』

オーズ『強さもなかなかだがひとつ気になることがある。』

ダイン『?どうした?』

オーズ『こいつらには感情がない。』

ザンッ!

襲ってきた兵をオーズは叩ききる。

ダイン『ちっ囲まれたか。』

回りを見ると善戦はしているものの、数の差で段々押され始めていた。

ダイン『ちっやっばいな。』

その時! 

フローラ『ファイヤーボール!』

ドォン!

敵兵に炎の玉が着弾し爆発を起こす。

フローラ『二人とも無事?』

ダイン『ああ。そろそろ潮時だな。』

フローラ『それに少し気になることがあるわ。敵兵に感情がない。』

ダイン『!?』

オーズ『話はあとだ。予定通り退却するぞ!』

ダイン『分かった。全員退却だ!』

ダイン達は被害を被りながらも渓谷の前まで陽動に成功した。


 トールス渓谷アヴァロン軍 

兵士『ダイン達がうまくやったようです。後ろには大軍が見えます。その数およそ五千!』

アイン『そうか。全軍配置につけ!敵を殲滅するぞ!』

兵士『はっ!』

ダイン達はうまく茂みに隠れ、様子を見守る。 

敵兵はダイン達を追って渓谷内に入っていく。

アイン『来たか。全員構え!』

崖の上に弓矢隊がたった。 

アイン『放てぇ!』

ビシュシュシュ!

次々に放たれる弓矢になすすべが無い敵軍は次々に倒れていく。

騎士『団長、成功しましたな。』

アイン『ああ…。』

アインも気づいていた。敵兵たちが

あまりに手応えがないことを。敵兵を一掃し終わると、アインはその夜ダイン達を幕舎に呼んだ。


   ~アヴァロン軍本陣~

アイン『よくやったな3人とも。敵の被害は甚大だ。初戦で五千人も被害が出たのだから。恩賞もたらふく出るぞ?ゆっくり休んでくれ。』

ダイン『団長。その事で少し話があります。実は…。』

ダインは戦場についてアインに話した。

アイン『敵に感情がない…。か…。』

アイン『俺も同じ事を考えていた。だが操られているにしても、確証がない。とにかく確証が得られるまでここで迎撃するしかない。囮やくのお前達が便りだ頼んだぞ!』

ダイン・オーズ・フローラ『はいっ!』

それからダイン達は敵を誘い込んでは殲滅を何度も繰り返した。

アイン『余りにも攻めが単調すぎる。何か裏があるのか?』

騎士『だ、団長!』

アイン『どうした?』

騎士『た、大変です。お、王都が…。』

アイン『王都がどうした?』

騎士『王都が陥落しました。』

アイン『バ、バカな!』

それは作戦を根本から覆る出来事だった。

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