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神魔物語  作者: 抹茶J
第一章 出会い邂逅編
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第9話 ビルドの依頼

    ~ビルドの部屋~

ビルド『代金の代わりといっちゃあ何だが、俺からの頼み事をひとつ聞いちゃくれねえか?』

といってビルドはニヤリとする。

ビルド『何、簡単なことだ、指定する場所へ行って素材を集めてきてくれればいい。簡単だろ?集めてワシに渡して貰えば今回の代金は入らねぇよ。それに、新しい防具を作るのに必要な素材だ。悪くない話だと思うが。』

ダイン『依頼をやればタダにしてくれるのか!それで何をとってくればいい?』 

ビルド『ここ、ダームの町から東に二時間位いくと、洞窟がある。その中にいる大鬼蜘蛛の素材を採ってきてくれんか?』

オーズ『大鬼蜘蛛?』

ビルド『ああ。やつから採れる柔銅糸(じゅうこうし)が素材をくっつけるのに丁度いいんだが、切らしててな。』

ダイン『分かった。防具は頼むぜ?』

ビルド『ああ。任せときな。』

ダイン『行くぞ!オーズ!』

オーズ『ああ。』

ダインとオーズは、洞窟に向かっていった。


     ~大鬼蜘蛛の巣~

洞窟の前まできたダインとオーズは、魔物の群れに出くわした。ダイン達は草むらに隠れて、様子を見ることにした。

ダイン『魔物か。ゴブリンと…。それにオークにコボルトまで。』

オーズ『どうする?』

ダイン『もちろんここは、正面突破だ!』

オーズ『言うと思ったぜ!行くぞ!』

ダイン『おう!』

ダイン・オーズ『うぉぉっ!』

ダインとオーズは魔物の群れに向かって突っ走る。

(ザンッ!)

(ドシュッ!)

大型のオークをダインとオーズが一撃で沈める。

ダイン『すげえ!何て破壊力だよ。オークを一撃でかよ。』

オーズ『ああ。俺のもだ。流石ビルドだな。』

ダイン『よしこのまま、中にはいるぞ!』

オーズ『おう!』 

ダイン達は魔物を倒しながら駆け抜けていく。程なく洞窟内に入ることができた。

ダイン『よし、入れたな!』

オーズ『暗いから気をつけろ。』

奥に進むと、無数の光が見えた。

ダイン『ん…。なんだこの光は?』

オーズ『気をつけろ。大鬼蜘蛛だ!』

ブシュウウッ

大鬼蜘蛛の尻から無数の糸がダイン達に向かって飛んでくる!近くにいたゴブリンがからめとられ、口許に手繰り寄せられそのまま牙を突き刺す。

ダイン『あ、あぶねぇあれに絡まれたらやつの胃袋の中かよ。』

オーズ『糸に気を付けろ!』

ダイン『ああ。分かった。』

ダインとオーズは戦闘態勢に入る。

ダイン『おりゃあああ!』

(ガキィィン!)

一時間後

無数の大鬼蜘蛛のを倒して、十分な量を手にしたダイン達の姿があった。

オーズ『ヨシッ。こんなもんで十分だろう。甲殻もとれたしな。』

ダイン『戻ろうか。』

オーズ『ああ。』

二人は十分な素材をてにいれて、ダームに戻った。

     

     ~ビルドの工房~

ビルド『おおっ。これだけありゃ十分だぜ。ありがとうな。』

ダイン『じゃあ約束通り?』

ビルド『ああ。勿論だ!上等なやつを作らせてもらうぜ!』

ダイン『楽しみにしてるぜ。』

ビルド『任せときな。後完成まで2、3日待ってくれ。』

ダイン『分かった。また来るよ。』

ダイン達は工房を後にした。

宿屋

ダイン『ふう。さっぱりしたぜ。風呂はいいぜ。』

レントン『ダインさん!フローラさんが…。フローラさんが…。』

ダイン『フローラが?何かあったのか!』

あわててフローラの部屋の前にきた。

レントン『待ってください!』

ダイン『これが慌てずに居られるか!フローラ!』

フローラ『え?』

ダイン『は?』

そこにはずっと意識がなかったフローラが座っていた。



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