晩ごはん
実家外泊2日目です。
両親は私がサクラに蒸した鳥ササミをほぐしていた時に帰ってきた。
サクラにササミをのせたドライフードをあげると嬉しそうに食べていた。
水も容器を洗って、新鮮??なものに変えた。
ただいま〜と母の声が玄関から聞こえてきた。
父はシャワー浴びてくると言って、遅くなってごめんな、と言った。
母は明日のそうめん流し用のツユや、生姜、そうめんだけじゃ足りないだろうと、果物やアイスなどを大型スーパーに買いに行ったら、久しぶりに会った方がおられて話していたら時間が経っちゃった、これでも急いだのよ、と言っていた。???な言い訳をしていた。
母が買ってきた冷麦は色付きで、友だちの子どもが喜ぶだろうなと思った。そうめんは頂きもののが沢山あった。
子どもが好きそうなアイスは箱入りので、小さいから子どもサイズにピッタリだな〜と思った。姪っ子も好きなアイスだった。
昨年妹家族と、義弟のお兄さん家族が夏休みに来た時に、そうめん流しをした。その時はそうめんだけでは足りなくて、おにぎりも妹と握ったのだった。から揚げも2キロ揚げたのは忘れられない。汗をかきながら、油がはじける度に逃げながら揚げたのだった。
「そうめんや冷麦だけで足りるかな??おにぎりも握っておく?去年はから揚げもだったよねー」と母に言いながら、エコバックの中の物を出して冷蔵庫に入れたり、冷凍庫に入れたりした。
プシュッという音が聞こえて振り返ったら、母はビールを飲んでいた。
「え、キッチンドランカーさんですか?」と私が言うと、母は「だって、暑いんだもん、ふふん」と笑った。
「ほんとかね、分かんないんだけどね、ビールをより良く美味く飲みたいからって、朝から夕方まで俺は水分取らないって人知ってるよ」と私が母に言うと、あーその人分かるわ、と笑っていた。
その男性は話すことホントのことを言ってるのか冗談を言ってるのか、私分かんないと母に言った。
「あら、文、晩ごはん作ってくれていたのね、ありがとう。美味しそう」と母が言った。
「お皿に盛ったりしよう」と、母と手分けして巻き寿司をカットしたり、お椀に吸い物をついだり、テーブルにお皿を並べたりした。
父がシャワーを浴びてサッパリとした顔になってテーブルについた。
私は父に「お風呂はね、洗ったんだけどね、夏は湯舟に浸かるのか分からなかったから溜めなかったの。シャワーで済ますのかなーと思って」と言った。
父は帰宅したらすぐにお風呂に入る人だった。今のような暑い季節は、1日3回シャワーを浴びたり、湯舟に浸かったりするのだった。
母が「全部文が作ったのよ」と父に言った。父が「疲れなかったか、大丈夫か」と言うので、私は「うん〜、温泉に友だちと行って帰ってきたの早かったからね〜野菜が沢山あったから天ぷらにしたよ。食べよ〜お腹空いた」と私は「いただきます」と手を合わせた。
両親の会話を聞いていたら、父は今日は突発的に会議が入ったようで、県庁まで行っていたのだそう。
母は講演依頼が来ている小学校へ事前打ち合わせに行っていたようだった。
両親ともに様々な役員をしていて、顔も広く社交的なのだった。
晩ごはんを食べた後から、両親は2人で毎晩遅くまでパチンコにも行っていた。両親は2人の欲求のままに生きている感じを私は受けるのだった。今もパチンコに夜遅くまで行っているのか聞けなかった。。。
もしも一緒に暮らしたとしても、家族で話す時間はあるのだろうか、と思うのだった。
また、両親はケンカする程仲がいい、という2人だけの世界を作っている夫婦だと幼い頃から感じていた。
そんな両親を見ていて、私は結婚願望が生まれなかったのだった。
父に明日のそうめん流しはどうやってするの?と聞いたら、「ん?竹で流すよ」と言うので、「用意とか間に合いそう?急に頼んでごめんね」と私が言うと、父は笑って「バケツでそうめん流すなよ」と言った。
私が笑っていると、母が「温泉気持ちよかった?」と聞いてきた。
「うん。初めて行った所だったけど、肌がツルツルになる感じの温泉だったよ。友だちの旦那さんがね温泉代も、ソフトクリーム代も出してくれたの」と私が言うと母は「よかったね、明日は楽しんでもらわないとね!」とにっこりと笑った。
叔父が仕事帰りに温泉に入って帰って来て、大きなエコバックが大きく膨らんでいるので何が入っているんだろうと見ていたら「文」と言って叔父は大きな西瓜をエコバックから出して見せた。私は「わーー!!!!!! ありがと、明日友だち来るの、みんなで食べるね、仏壇の前に置いてくる、とお盆を出していたら叔父が「大丈夫?持ってこうか」と言ってくれたので、2人で仏壇の前に西瓜を置いて手を合わせた。
叔父が友だちの旦那さんの名前を出して、明日家族でそうめん流しに招かれてると電話があったことを教えてくれた。叔父に私は今日なんでもお金を出して貰って申し訳なかったと言うと、「人は善意には善意で返すもの。文が好かれてる証拠だ」と叔父に言われて照れてしまった。「なんか照れる」と私が言うと、「顔が西瓜色になったなぁ」とからかわれた。
叔父に「ナスが白でオクラが紫色でビックリした」と私が言うと、「文が作ったのか」と叔父はビールで晩酌をしながらゆっくりと時間をかけて料理を食べてくれた。
母が言うには叔父は自分が作った野菜しか食べないのだそうで、変わった野菜ばかりを作っている、勝手に採りに行ったら怒られるのよ、と言うのだった。
両親はほんとよく喋るなと思うくらい2人で話していた。時折、叔父に母が話しかけていた。
食べてる最中に洗い物をされるのは嫌だろうと、私は居間に移って日記を書いてしまってから、就眠薬を飲んで本を持って「先に休みます。おやすみなさい」と言って、洗面所へ行き歯磨きを丁寧にして、布団に横になり本を3冊パラパラ読みして、読むのを決めて読みながらいつの間にか寝てしまった。
拙い文章をお読み下さり感謝です( * . .)"




