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楽しい部屋  作者: 竜胆
30/36

出迎え

大変間が空いてしまい申し訳ありませんm(_ _)m

車が止まってから目が覚めた。実家への帰りの道中私はずっと寝ていた。

身体が強ばっていたので、空に向けて手を伸ばし大きく伸びをし、深呼吸もした。空気が澄んでいて心地よかった。



車庫から坂道を登って庭を一回りした。早くも秋の花も咲いていた。



玄関を開けるとサクラがちょこんと座って私をお出迎えをしてくれた。サクラの横に座って体をなでながら、実家にはサクラがいる!病院で実家に外泊することを悩んでいた気持ちが解けていくのを感じた。

悩んでいたのがバカみたい、と思いながらも悩んことから見えてくる事柄や気付くこともあるとも同時に思うのだった。

考えることをやめてしまったら人として終わりだというのが私の根底にあった。


仏壇を軽く掃除をしてから祖父にお供えをして線香の香りを嗅ぎながら、ただいまと祖父に言った。明日の朝花をお供えをしようと思った。

神棚さんや仏壇にお供えをするのは、朝だと教えられていてそんなものなのか、と風習は大事にしないとなという気持ちで、周りの大人が言うことを守っていた。



母は留守だったし、父も私を家に連れ帰った後会議があるとかで、私は外に干してあった洗濯物を取り入れた。洗濯物はカラカラに乾いていて熱いくらいだった。南側の廊下にそれらを広げて熱を逃がしてから畳もうと思った。



本棚から短編集を選んで読んでいたら、私はそのまま寝てしまっていた。

台所にいる母に、ごめん寝てたと言って謝った。

「いーのよー、文久しぶりに車に乗って疲れたんでしょ」と言われた。

「晩ご飯はバーベキューよ」と言われて、私は肉が苦手だから内心げんなりとしたが、夏は我が家は毎週のようにバーベキューをするんだったと思い出しもした。父は焼肉奉行なのだった。

母に洗濯物をたたんでくると言って、洗濯物をたたんで、それらをそれぞれなおす場所に入れた。



実家に置いてある私の服は、二階にあったから熱気がムンムンとする部屋で服探しをした。ついでにまた読み返したいと思ってた本も発掘するようにして探し当てた。



私以外の3人はアルコールを飲みながら焼肉を食べていた。

両親と叔父の会話は仕事関係の話で私は全然分からなかった。 。。

入院をしていても、またしていない時も、夜外に出ることがない私は星空を見るのは久しぶりだと、食休めがてら煙草を吸いながら星空を見上げていた。

家族というのは『会話』があるものだ、と思いがあった。初日からこのような調子ではと私はいちまつの不安を抱いてしまっていた。。。



全身炭や焼肉の匂いがついていたので、私は早く寝たい気持ちもあって、お風呂入るねと言って先に家に戻った。

サクラは健気にも玄関で寝ていて、悪いことしちゃったなと思った。

お風呂に入り、髪や体を洗っていたら、サクラが鳴いてお風呂場に入れてと言って来たので、サクラをしばらくなでた後、私は湯舟に浸かって瞑想した。

私は元より頭の中を空っぽにするのが得意だった。



お風呂から上がって白湯で就眠薬を飲んでから、母のスキンケア用品を使って、軽くストレッチをした。歯を磨いて短い日記を書いた。



本を読みながら寝落ちしてしまった。

サクラが横に寝ていた。

部屋の入口を少し開けていたので、サクラは好きな時に私の所で寝て、朝ごはんを食べてからまた私と寝ていたようだった。

顔を洗い歯を磨いて服を着替えて居間に行くと母から「おはよう」と言われた。父と叔父はいなかった。

「文は寝息も立てないで寝るから、夜何度か頬を触って確認したのよ」と言われた。

「文は寝相が悪いわねぇ」と、笑われてしまった。



母が好きな料亭にお昼は予約をしてあると母がにっこりと笑って言った。

母に仏壇の掃除をして花を生けるね、と言って神棚さんに水をお供えをして、仏壇は丁寧に固く搾ったタオルで拭きあげた。供え花の中に菊があって嬉しくなった。祖父は菊が好きだった。

いけばな教室の残り花を花瓶に投げ入れしたり、玄関や水回り、テーブルにも一輪挿しを出して飾った。トルコギキョウは一重咲きは楚々とした印象。八重咲きはバラと見間違う程だけれど、色合いが柔らかいので優しく感じる花だと思う。切り花で長持ちする花なので手直しいらずの花だなと思う。



料亭のランチは手が込んでいて、品数が多くて母と苦しくなってきたと言い合いながらゆっくりと食べた。

母が言うには叔父は現在は父の知り合いの会社で責任のある立場で働いてるとの事だった。以前働いていた時に取得していた免許を持っている人がなかなかいないそうで、叔父はかなり厚遇されていると母は言っていた。

叔父は自分でお弁当を作るついでに朝のお味噌汁も作ってくれているのと母が言うのだった。

父も叔父も早朝に仕事に行っていると。

母も忙しく自分の仕事をしたり、父の仕事の手伝いをしたり、家事をしたり、子ども会や子ども食堂、フードパントリー、その他の役員もしていた。



私は勤労意欲が無くなってしまっていた。

なにもする気が起きないのだった。。。

躁状態の時には空回りをする。うつ状態になると寝倒す。

そんな自分の状態から働けないと思うし、主治医の先生からも仕事についての話は全く出たことがなかった。

単なるうつ病だったら回復をするのにこれ程時間がかからなかったのかも知れない。

躁状態が繰り返し出るようになってから、まずは病の、症状の安定を、という治療方針に先生は切り替えられたように感じていた。

私自身も躁状態とうつ状態の大波に振り回されていたし、周りの家族は私という台風に振り回されていた。

カウンセラーの先生は、基本的に私が話すことに対して『肯定』なされる。そして、プラスアルファの意見を仰られ、私の視野を広めてくださり、最後には文さんいい感じですよ、ゆっくり行きましょう、と言われるのだった。



地元の友だちに外泊する日を教えていたので、彼女の方から温泉に行きましょうと連絡があった。

母に温泉に誘われたと言って、あ、そういえば彼女もその子どもさんがそうめん流しをしたいと言っていたのを思い出した。

母にそう言うと、父に伝えとくわねと言ってくれた。父が明日日曜日だから多分仕事休みだろうから、してもらうように頼もうと内心ウキウキとした。

温泉には友だちの旦那さん、子どもも一緒だった。

私は行ったことがない車で約20分程の所にある温泉に連れて行ってもらった。

温泉は立寄り湯とは思えない風情があった。肌もツルツルになって泉質でここまで違うんだと驚いた。

友だちは産後体重が増えて減らないんですよ、と言うけれど元がほっそりとしている彼女なので、どこに肉がついたのか分からないと内心思ってしまった。

温泉上がってから友だちの旦那さんがソフトクリームを買ってくれた。ここのは美味しいんだよ、食べてみてとニコニコと笑いながら。温泉代も払って頂いていたので申し訳ない気持ちになった。ソフトクリームは濃厚で美味しかった。

母から電話があり父がそうめん流しをしてくれると言ってくれたので、早速私は友だちに明日良かったらご家族でお昼に家に来ない??父がそうめん流しをするって!というと、「文さんホントですか、うれしいです」と彼女には珍しくはしゃいでいた。

旦那さんは「そうめん流し懐かしい、ありがとうございますとお伝えください」と破顔されておられた。



友達に今回の入院では個室じゃなくて4人部屋にしたの。人が人それぞれなように、病も人それぞれなんだな〜って、その方々の本質は病があろうが無かろうが変わらないんだなって思ったよ、と話した。入院中関わりのある患者さんの個人のプライバシーに関わることは話さないし、彼女も立ち入って聞いてくるような心根の優しいデリカシーのある女性と分かっているから話せるのだった。



明日が楽しみだなと帰りの車中で思うのだった。

お久しぶりです(՞. .՞) 久しぶりに書きました

誤字や誤った表現などあるかと思います...

ゆっくり書きて行けたらなと思っております

よろしくおねがいします╭( ‥)"

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