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辺境の死体は今日もダルい  作者: 沖田。
第十四章 それぞれの戦い
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それぞれの戦い3

改稿済

 ラビットは夕飯のウサギ肉を厨房外に設えた作業台で下ごしらえしながら、中庭で今から始まる手合わせを眺めていた。


 もう何回目になるか分からないのだが、ハイムとクリムトがタッグを組んで、小さなファナに挑んでいるのだ。


 不意打ちだの、回り込んでだの、様々に挑んでいるが、今回は少し様子が違う。


「ティータ…おいおい、ハイム側か?」


 ティータがクリムトのサポートとして、背後に座って尻を飛ばしていた。


「準備完了、ノーパソ起動」


 座ったティータのノーパソとティータのリムが輝き、普段の少しおませな普通の子どものような少女が、辺境の道具を操る電脳のリムに変わる。


「ハイムのサポート入るわ。回収データ分析」


 どうやらハイムの戦い方を尻で見てノーパソで分析し、クリムトに教えるらしい。


 それを提案したのか提案されたのかわからないが、ファナがトンファを構えている。


「王国…」


 ハイムがクニミツを握るとファナに向かっていき、ファナがトンファで受け流し、低い姿勢からトンファを繰り出し、ハイムが背後に下がった。


 打ち込まれているようだがハイムが態勢を立て直し、反り刃を捻るように突き立てて前後に動く。


 その動きを見ていたのが尻だ。


 いや、尻三機でハイムの動きを追い、ノーパソを使い分析しているのがティータで、


「分析終了。ハイムの戦闘パターン可視化。クリムト…見てほしいわ」


もうすこし追加はします。すみません。

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