怪奇災害シサフェード
異世界の定番。せっかくの初めての街をいきなり襲ったシサフェード。
王女様と2人きりにはなれたが嘘をつくのが心に、、、かなり来る。
ドオォォオオ!!!______________
あ?ああああああああぁぁぁ!!!!
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いってて、、なんだ?ここは?また飛ばされたのか?ってもここは何も無、、、、、い、、、?
パッと周りを見る。そこには、あったはずの家や、いや、国の後が土の後となって残っているだだっ広い草原だった。
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誰かいないのか?皆んな、、死んだのか??
周りを見ながら足を前に出す
あっあぁ?って、!!
「女王様!?女王様!レミヌ様?、!!!」
『うぅ、う、うん? こ、ここは?』
「ゥッ!あの、、大変言いにくいのですが、、、
国の跡地です、、、」
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「あ、あの、、あれはなんだったんですか?」
『あれは、、怪奇災害シサフェード。
ごく稀に、いいえ、10年に1度起こる怪奇災害です。』
「怪奇災害?」
なんだそれは?てか、街の人達は皆んなどうなったんだ?国が消えるって、、、威力も火力も桁違いじゃねえか!!
??オレたち、なんで生きて?
「オレたちだけ助かったのはなぜか分かりますか?」
『う、それは、私が咄嗟に防御魔法を展開し、近くにいるあなただけでもと思い助けて挙げからですよ、、、、不審者さん、、、、、』
マッズーっい!!
助けて貰った挙句に不審者扱い!どうすれば、、
『うふふ! 冗談ですよ冒険者様!』
良かった〜!
『それと、、最後私を守ろうと、覆いかぶさろうとしてくれて、ありがとうございました。』
良かった〜!!
神は、、、おれを見てる、!
『それで、なのですが冒険者様?北の、魔大陸からおらっしゃったということは相当腕が立つと見て宜しいですか?』
神はオレを見てた〜、、、!!!
やばい、まずい、、どうしよう?どうしたらいい??もう洗いざらい正直に言うか?嘘をつくよりよっぽどいい!少なくともオレだったらここで嘘をつかれたくない!
「あ、あぁ、うん! 龍を倒せるくらいなら、、。」
しまった〜!龍を倒せるとか、盛大にうそを盛ってしまったー!なんつって。 大嘘つきじゃねえか!!
『?でも拳でですか?』
『あぁ、いや、、そ、その〜、、、』
なんて言ったらいい、?どうしよう、、、、、、
あっ!そうだっ!!!
「お、オレは槍が得意なんです!道の途中で落としちゃったんですが、、、」
どうだ??
『! そうなんですか!そうならそうと言ってくれれば良かったのに〜! それくらいなら鍛造魔法ですぐ作れますよ!ちょっと待ってて下さいね!』
良かったー!通った上に武器までゲットだ!
『はい!どうぞ、! 少し不格好ですが、、、』
「とんでもないとんでもない!!めっちゃ良いです!!手に馴染みます!」
『そうですか? なら良かったです!!』
うわすっげ〜デザインもさることながらめっちゃ使いやすい!ほんとに今のオレなら龍を、、、
ドオォォオオンンン!!!!__________
キュアァァァァァァァ!!!!_________
『!?』「!?」
『あっあれは!怪奇獣イビルワーム!怪位6です!』
「怪位?」
『知らないんですか!?怪の!強さを表す位です!!数字が大きいほど強くなる、!!』
「?、?、、、ってことは弱い??」
『強いですよ!!!龍が9で、サイクロプスが5です、、!』
なるほど、、、強いけどって感じなのか?大きさは相当なものだが、、、弱点があるとか、、?
『アイツは身体全体を3当分にした時のちょうど真ん中、2番目の皮膚と肉が全体的に弱い、!
そこをなんとか切って下さい、、!!!
ほら!モタモタしてるとこっちに向かって来てますよ!!』
おっと、行けない。今は戦いに集中しよう。
初めての獲物だ。失敗はしたくない!!