始まりの街で
目が覚めるとそこはいっぺん変わった異世界だった。自分がどうなっているかを確かめたが、不審者扱いで逃走、前にはこちらに気づいていない女性が来ているが、、、
な、んだ?__________________
頭がキンとする。膝を着いているのか?身体の感覚が少しづつ蘇って行くのがわかる。立ち上がって目を開ける。
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少しずつ、世界に色がついていく。
ぁ?_____________________
しっかりとした意識、手を握る感覚、、、、
「こ、、、ここはどこだ?」
そこには薄暗く広がる空の下、大きな街の中に立っていた。手を見る。やたら若い。全体的にガッシリとしていてすぐに男の手だとわかった。近くの建物の窓に顔を映す。
「イケメンだぁ、、、」
14、5歳くらいだろうか?黒髪の明らかに生前よりもイケメンの、ハンサムマンがそこにたっていた。
『え〜、、?なに〜??』『ちょっとー!おとーさーん!』
やべ!中にいた子供に顔を見られた!せっかく生き返って異世界に来たんだ!いきなり不審者扱いで牢獄送りだけは勘弁してくれよ!
『きゃ!』「いてっ、!」
顔だけ後ろ向きに走ったのがダメだった。周りが見えてなかったせいで、人に思い切りぶつかってしまった〜!
『いたた、、』「あぁ、!すみません!!」
手をとって起こす。幸い荷物は持っていないし、怪我もして無さそうだ。
「大丈夫ですか!、、あ、あの、、すみません」
『大丈夫ですよ、私もよそ見していましたから、ごめんなさい。』
「あぁ、謝らないでください、僕は走っていましたし、、怪我が無さそうで良かったです」
ざわざわ___________________
ん?なんか騒がしいけど、この人って偉い人?
『というかあなた、出身は?私は一応この国の11代目王女、レミヌと申します。ここら辺の人はだいたい知っているのですが、、、どうも見かけない顔ですね?』
やべ〜!どうしよ、、どうしよ、、、
てか、女王様!?ぶつかるとか普通死罪じゃね!?
「あぁー、いいや実は北から来まして、、、」
『え!?北ですか!?』「え?あ、はい」
『凄いですね、、よくご無事で』
やべ〜咄嗟に北って言ったけどどういうとこか全く知らねー。てか、女王、、、今経路聞かれたら詰みじゃね?分かり安く詰みだって!
『冒険者様なのですね!どのような旅を?』
はい終わりー詰みましたー!
皆んな?今までありがとう。ホラ吹き暴行者として、二話で終わります!
「そ、そんなたいしたものじゃ、、ない、で、すよ? 女王様、、、」
『そんな畏まらなくて大丈夫ですよ?冒険者様?』
うっ!可愛い、、!けど、視線が痛い!周りの視線の圧がやばい!早く行かないとなのに、、!!
『おい!お前か、!不審者が!!』
やっべぇー終わったー!まじで終わりだ!
『え?』 ___________________
そんな顔で見ないでくれ!心が、、!
ひとまずに、、げ、、、よ?、、、、、、、、
バキバキバキバキ_______________
____『 ゴゴオォォォオンン!!!!』____
えぇ?____________________
『た、、あ、シサフェードだぁぁあ!!!』
なんだ!?あのでっかい黒い竜巻見たいんは!?
周りに飛んでる、、?あれは、、、
本か?大量の、、、でもなんで本が?雷走ってるし
周りには霊みたいのも、、、
『きゃー!』『助けてくれぇー!!!』『どけ!』
『おれだけはー!おれだけはー!!!』『く、くるなあぁあ!!!』
ヒューウゥン_________________
______『ドッォォオッドッドドドドォオオオ!!!』__________________
え?あ?ああああああああぁぁぁ!!!!