冷えた日の校屋で
友達もいない引きこもり
高い金額を借りて入ったクセに1ヶ月も経たずに行くのを辞めた大学。
バイト代わりに始めたYouTubeに適当に字幕をつけて編集。
たいした金額じゃない金を貰ってを繰り返すだけの、クソみたいな人生。
それがオレの日課だった、、、今日までは、、、な?
誰だ?____________________
高い校舎の屋上に人影が二つ。
辺りは暗くなりつつあり、時計の針は午後5時をまわっていた。
なぜだ?___________________
しっかり鍵を閉め、それを手に持っている。
古い学校で鍵はひとつしか無いのに_______
『ョウ__ダイ___ア___ナタノ____ヲ』
声はすぐ耳元で、した。屋上の戸から約50メートル。
手すりに身を傾けていたオレのヨコデ______
『ミ__ヅケ_タ___』
タンッ
ぇ?_____________________
抵抗する余地はなく、その身体は身勝手に落ちて行く。
グシャ____________________
朦朧とする意識の中、上を見上げるとそこには。
3メートルを超えるであろう女が、長髪に片目を隠し、口を引き攣らせながらもニタニタと嗤っていた。