日常の破壊と再生
学校が終わり家に帰る。家についても誰もおらず暇な時間が流れる。
「ピンポーン。」
玄関のインターホンが鳴った。こんな遅い時間に誰だろうと思いながらも俺はドアに手を掛けそっと開ける。そこには、四人の美女がいた。
「うぃーす!」
黒ギャルが軽く挨拶をした。
「こら!ちゃんと挨拶して!。こんにちは、
私たちあなたのお父さんの紹介で来たの」
「えっ。親父の…」
俺の頭に処理しきれないほどの情報が入ってきた。俺を家に置いていった親父の存在。家に来た四人の美女。
俺の頭はパンクしてしまった。
視界が薄くなり頭が回らなくなった。周りが暗くなり俺は倒れ意識を失った。
俺の意識がないうちに軽く自己紹介をしよう。
俺の名は如月康介、通称こうちゃんだ。高校に入学してから親父に見捨てられ一人で今日まで過ごしてきた。そう、今日まで…
周りが明るくなり始めた。意識が戻ると頭の下に違和感を感じた。柔らかくいい匂いがした。俺の家にこんな匂いのものあったかと思いながら目を開けると二つの山が見えた。頭の中をなにかが横切りすぐさま起き上がった。
「あっ。みんな~起きたよ」
「あの。これは一体…?」
俺は周りにいる四人の美女に言った。
「単刀直入に言うとね、私たちは今日から康介君のお姉ちゃんになります。」
「ん?」
意味がわからない。知らない人たちが急にお姉ちゃんになる理由がわからない。もしや新手の詐欺か…。
「おい。誰かちゃんと説明してやれよ。」
「もー!だったらそういう咲ちゃんが説明しなよ!」
笑顔をあまり見せない子が代表して教えてくれた。
私たちはあなたのお父さんの紹介でこれから一緒に生活するの」
「まじ……」
「はい、じゃあみんな切り替えて自己紹介していこうか!。」
肌が白く透き通って四人の中で最も胸が大きい子が仕切りだした。
「はいはーい!私の名前は白雪美里でーす。」
「次にそこにいる黒ギャルが七海陽菜ちゃん!」
「うぃーす!」
「そしてー、その隣にいるのが表情が少し固い柚木凛ちゃん!」
「よろしく…」
「最後に、私たちの中で元気な小野寺風華ちゃん!」
「よろしく!今日からハッピーな毎日が待ってるよー!」
俺はまた周りが暗くなり始めた。周りに姉となる人がいるのにも関わらず僕は本音を言ってしまった。
「可愛すぎる…」
四人の顔が笑顔になり赤くなった。
ここから俺の日常生活が始まる…