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アカノクロノ  作者: ばてぃ〜
ⅩⅣ章【カミガミヘイタルクロイカイダン】
357/640

クロノの紹介と詳解

いつもご愛読有難う御座います。

昨日(21/9/26)に日間PV3,546と日間最高PV2,185を大幅に超えた形でご覧頂きました!!

本当に感謝の気持ちで一杯です。

今後も皆さまにご覧頂ける様に邁進していきますのでどうぞ宜しくお願い致します。


あれからルナエラを説得(?)してカラミトルとロザンワを連れて魔族領へ戻って行った

ルナエラの人族領はその間戦力を失うという言葉に10日やそこらで潰れる程弱いのであれば、彼女達が残っていても大差ないと切り返し、魔族たちが放つ気で体調が悪くなるという言葉には姉さんの為にポセイランから購入した魔力の影響を受けにくくなる腕輪を渡し説明した

因みに2つ持っていたのはスペアも準備していたからだが・・・思わぬ所で役に立った


そして今・・・


「やぁクロノ君、1年振りかな?」


彼女達を引き連れ、ブロウドさんが創造した渦の中に入ってもう1つの世界へやってきた

ブロウドさん本人は相も変わらず優雅にお茶をしているが・・・皆の姿が見えない


「あっちでは実質5日程度ですよ。・・・ところで皆は?」


そう答えて周りを見渡すが・・・ダンキもマリトナもルーシャも見当たらなかった


「あぁ、彼らなら絶賛修行中だ。呼び出しても良いんだが、どうせなら君には修行を完了した彼らを見て欲しいからね。因みに彼女達は誰だい?見た所人族の様だが。」


そう言って僕の後方で明らかに緊張し、挙動不審な動きをしている2人に目を向ける

彼女達からすれば厳密にいえば違うとは言え、人族魔族からすれば神と同義の人物が目の前に居るんだ・・

ある意味仕方ないだろう


「彼女達は人族の【勇者】です。姉さんとも知り合いみたいで、僕の一助になって貰えるかな?と思いまして。」


「・・・成程ね。彼女達を僕が此処で鍛えるって事か。」


「はい。」


そう言った後にブロウドさんは暫し目を瞑り物思いに耽け・・・目を開けると同時に手を叩く


「面白いっ!!本質的には敵である筈の【勇者】を鍛えて利用するか!!私とは方向性が異なるが対策の切り口が新しいね。」


「ははっ・・・そんな大袈裟な事じゃないですよ。ただこのままだと人族は()()()()()()()()()()というだけです。」


絶賛してくるブロウドさんに返答してカラミトルとロザンワの方へ視線を向ける

どうやらまだ緊張している様子だった


「お2人にはここで【真祖】に鍛えて貰います。此処は僕等の世界よりも時間が緩やかですので濃密な修行が出来ますよ。」


「時間が緩やか・・・ですか?」


「えぇ、大体向こうの世界が10日経過すれば、此処では・・・約2年位ですね。」


「「2年?!!」」


2人は2年という年数に驚きの表情を浮かべる

そんな表情を見てブロウドさんは更に追い打ちをかける様にニヤリと笑い口を開く


「2年か・・・だったらそれなりにミッチリと出来るねぇ~。【勇者】なのだろう?此処は地獄コースでやってみようか。なぁに、最悪死んでしまう程度で済むから問題ないよね?」


「「地獄?!死ぬ?!」」


矢継ぎ早に絶望的なワードが飛び出て来て2人は最早驚愕の表情しか浮かべてはいない

まぁ、地獄コースなら2人が死ぬ確率は精々3%程度で済むだろう


「えぇ、彼女達には僕の助けになって貰わなければなりませんからそれでお願いします。」


「「?!!」」


彼女達が強くなる事は僕にとっても人族にとっても都合が良い

だが当の本人たちは『コイツ何言ってんだ』っていう様な表情を浮かべていた

そんな彼女達は無視してブロウドさんと少しばかり皆の進捗状況を確認していく


「じゃあ2人とも頑張ってね。」


話し終えて彼女達にそう言いながら手を振ると・・・意味が分からないという様な表情を未だ浮かべていた

そんな彼女たちの事は気にせず、僕は白い渦の方へ向かっていく


「ちょっ」


ロザンワが何かを言いかけていたが僕は彼女の言葉を無視してそのまま自分の城へと戻って行った


いつも有難う御座います!!

「面白い&期待している」という方は★&ブックマークを是非ともお願い致します!!

ご感想やレビューも心よりお待ちしております!!

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