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アカノクロノ  作者: ばてぃ〜
Ⅰ章【チモシタタルオトメ】
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アカノの投撃と闘劇

ストックが20位になれば毎日更新にしたいのですが…

他の作家様はどれ位ストックしているんでしょう??


「ライア…」

私は目を見開かんばかりの驚いた表情をしているだろう

それを見たライアはコロコロと笑う


「アカノさん、どうしたんですか?貴女のそんな表情、初めて見ましたよ?」


「何故お前がここにいる?!お前は国に拘束されている筈だ!!」

私が威圧しながら疑問を投げかける

それでも彼女は表情を変える事をしない…

今までの彼女であれば威圧に身が竦み、緊張した面持ちになっていた筈だった


「えぇ、仰る通りですよ。私はあの愚国【フィングルス王国】により拘束、拷問を受けて処刑を待つばかりでした。ですが!!ですがですよ!!神は私を見捨てませんでした!!()()()によって救出されたのです!!」

そう言いながら両手を空に揚げて恍惚の表情を浮かべる彼女に違和感を感じた


ライアは冷静で知的な態度を好む人間だった筈だ

興奮しているであろうが、それでもこの様な態度を取っているのは違和感しかない

その理由はいま彼女が告げている『あの方』に関係しているのだろうか…?


「あの方…?」

私か剣を抜き構えながら問い返す

「あの方とは何者だ?」


それを見た彼女は微笑む

「あらぁ~、アカノさん。何故私に剣を構えるんですか~?私たちは同じ【グングニル】パーティーでは無いですか?そんなに敵意を向けれられると…私も…()()()しまいたくなるじゃないですか…」


刹那、私の立っている地面から土で出来た鋭利な棘が幾つも飛び出してくる

「な!!!!」

寸前で飛び上がって躱しながらライアを睨みながら

「ソニックブレイド!!!」と私はスキルを発動させる


私が空中で剣を振ると剣戟がライアに襲い掛かる

「んふふふふぅ~」

彼女は微笑むを崩さずに自分の前方に分厚い土の壁を造りだし私のスキルを受けた


「…驚いた。一体何があった?」

着地した私は心中を表情に出さずに再度ライアに問いかける

私の知っている彼女であれば先程の攻撃や私のスキルを防御出来る程の高密度な壁を造り出す事は出来なかった

短期間でここまで強くなっているのは明らかに異常だ


「これもあの方のお陰ですよ。ローエルやヴァリアも強くなってます。まぁ出会う事はないでしょうが…」

表情は微笑んでいるのに目の奥が笑っていない


(私が今まで知っている彼女とは決定的に何か違う)背中から湧き出る悪寒が止められない

「…ローエルやヴァリアも一緒にいるのか?」


「えぇそうですよ。彼らは私と違い優秀ではないみたいでコチラには来ておりませんが。私ほど優秀であれば一緒に貴女に会いに来ていたのですが…まぁ仕方ありません。【勇者】や【拳剛】とは言え優秀なのはまた別なのですから…」

彼女の言葉から自分自身が如何に優秀なのかの自信が窺える

彼女はSS級パーティーに在籍しているのだから優秀だったのは間違いない

だがここまで己の優秀さをひけらかせることは決してなかった


「…それもあの方が言ったのか?あの方とは何者だ?」

警戒心を解く事なく、先程と同じ質問を繰り返す


そうすると彼女は目を輝かせて演説をする様に大声で返答する

「えぇそうなんです!!あの方は私の為に魔法を強化してくださいました!!そして常に私が如何に優秀かを説いて下さいます!!今回も私が優秀だから、人間族でいる事が本当に惜しい!!貴女に1人でも殺す事が出来ると讃えて下さったのです!!」


彼女の言う事を真に受けるのであればだが、あの方は人間族ではない。そして私が死ぬ事を望んでいるモノという事だ

「…魔族か」


私がそう呟くと彼女はピタッと動きを静止してコチラに目線を戻す

「…貴女のそういう所が嫌いですよ。」


最早彼女の目は私を映していない

私を敵として認識した歪な目だ


「昔から貴女が嫌いでした…【剣聖】で、優秀で、美人…そんな恵まれた容姿、能力があるにも関わらずいつでも放り出す事が出来る様な態度…そこまで優秀なのに無能な弟を家族だからというだけの理由で切る事も無い。そんな貴女が大っ嫌いでした!!!!」


そう言って身体に強化魔法を付与して私を睨む

(やれやれ…言いたい放題されているな…)

私は緊迫した状況にも関わらず心中で愚痴を呟いた






今時家にPCがありませんのでスマホで書いてたりするんですが…

書きにくいですね。


スマホでポチポチお疲れ様で~すという方は★を、YOU、PC買っちゃいなよ?という方はブックマークをお願い致します!!

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