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アカノクロノ  作者: ばてぃ〜
Ⅰ章【チモシタタルオトメ】
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アカノの無念と疑念

肩こりが凄いです…

これは仕事の所為なのか、小説書き込みの所為なのか…



私は土をならした舗装道路を荷馬車に揺れて【嘆きの森】を目指している

王と謁見した際に私は褒賞として【嘆きの森】の探索を願い出た

貴族達が目の前にいる手前、真祖の事に触れる事が出来ず王は渋っていたが弟の事をニュアンスとして引き合いに出すと承諾して貰えた

ただ、執拗に名誉男爵の爵位を勧められた事に対して固辞するのには骨が折れたが…


こうして馬車に揺られていると弟と共にこの国へ来た日を思い出す…

あれからローエル達3人に国とギルドの立ち合いの基で尋問が行われた

ルナエラ立ち合いの基で【宝珠】を使用し尋問した所によると、やはり弟は3人に殺されたらしい…

彼女が私に気を遣ったのか、殺され方等の詳細は聞かされていない

ただ、【嘆きの森】中心部に洋館があり、その付近の森で行為に及んだらしい

実際は尋問というよりも拷問に近かったそうだが、それも自業自得なので同情する余地は一欠けらもない


心地良い揺れに身を任せながら、クロノが死んだ事を認めている自分と認められない自分が心中でせめぎ合う

現場に行けば自分の中で踏ん切りをつける事が出来るかもしれない…

そう思いながら景色を眺めていた


----------------------------------------------------------------


1人で森の中を歩いていくと様々なモンスターと出会う

私からすると1人でも何ら問題なく討伐出来るモンスターだが、弟1人では厳しいだろう

ましてや生きていたとしても負傷している身体だ、そうなるとますます生存率は下がってくる


「こいつらがクロノを…」

返り血も気にせず無心に斬り進むと顔や鎧、全身にモンスター血が降りかかってくる

出くわすモンスターがクロノに危害を与えたかどうかも定かではないが、1匹1匹を仇だと思い込みながら屠っていく

そう思わないと自分の心が砕けてしまいそうだ…



……


どれ位斬り進んだだろうか、そろそろの森の中心部に到着するでは等と考えながら進むと前方に光が差してきた

光の差す方へ進んでいくと一気に視界が広がる


「ここら辺に洋館がある筈なのだが…」

辺りを見渡しても原野になっているだけで洋館どころか小屋の1つもない

ここは中心部では無いのだろうか?と思案しつつ原野を通り過ぎ様とした時に不意に視線の片隅に違和感が写った


「こ、これは…!!」

それは何の変哲もない大木だった

ただ、その大木には最近に出来たであろう多数の切り傷と大量の乾いた血痕がベッタリと付着していた


「あ…あ…」

言葉が続かない…

ここだ、ここが私が探していた場所だ…

切り傷と血痕を見れば、如何に凄惨な現場だったのか分かる

弟は…クロノはどれ程の絶望を味わってしまったのだろう…

全て奴らの保身の為にクロノはここで無残に襲われた…

頭の中がカッとなる

今すぐに奴らを同じ目に合わせてやりたい!!

怒りで頭がグツグツに煮滾ってくるが分からない部分が1つ出来た


「あら~?どうして無能さんの死体がないんでしょうねぇ~?」

聞きなれた声が聞こえると同時に振り返った


「な、なんで…貴様が?!」

思わず叫んだ視線の先には、いる筈のない女性【魔術士】ライアがいた


拙い小説ではありますが、少しずつ打ち込みに慣れてきた気がします

勿論、まだまだな事は自覚しておりますので誤字脱字があればお教えください!


「ばてぃ~もう少し頑張れよ!!」という御方はブックマークを、「お前はそれなりに頑張ってるよ」という御方はブックマークをお願い致します!!




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