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【初投稿作品】「六月二十八日」

前回の更新日から非常に時間がたってしまいました。申し訳ございません。




投稿頻度少ないですが、1回分の文量も少ないです。


それにも関わらず、私の小説を待ってくださる方、心からの感謝を。


 物理の教科連絡係になってから一年と二か月と少し経ったある日、その日も僕は「彼女」のいる物理準備室へと足を運んでいた。


「彼女」と初めてのコンタクトの時、「彼女」は言った。

「はい、分かりました!しょうちゃんね!」と。

しかし、それ以降の「彼女」は僕のことを「早川」と呼んでいた。「しょうちゃん」と呼ばれないのは少しだけ寂しかった。どこか他人行儀な感じがした。でも、「彼女」の中に「早川」という認識があるだけでもうれしいと思えた。アンビバレンスな心情。ザ・青春な心理状況。僕の心はよどんだ雲で覆われていた。


天気は突然変わる。日が差していたのに大雨が降りだしたり、大雨が降っていたのに日が差しきたり。そんな変化が僕の心でも起きた。よどんだ雲がなくなる、暗い空模様が一気に晴れ空へと変わった。


「彼女」の「しょうちゃん」という一言で。



「僕」にとって、大きな分岐点となった「六月二十八日」。みなさんにとっての分岐点はどのようなものでしょう。いつ、どこで、どのように現れるのか分からないからこそ、一日を、一瞬を大切に生きたいものです。

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