ダンジョン強化2
前回のタイトル「ダンジョン強化」だったけど、全く強化してないが、今回はするのでしょうか!
「あちゃー全滅か〜」
ゴーレムがやられた通知が4回来て、全滅したことが分かったリュウヤは流石に驚いていた。
「にしても、あの魔物どもあんな能力あったんだな」
ゴーレムがやられたら、通知がくる魔証には、ゴーレムの見た情報が入る機能もあったため魔物どもの能力は、確認してある。
『知らなかったんですか?』
リュウヤの眷属であるアルファは聞く
「ほとんど瞬殺してたから」
「でもこれじゃあ、ゴーレムは戦力に数えられないか」
『いえ、囮や偵察には使えると思います。』
「?囮はわかるが、偵察?」
『記憶を送信する魔証をつけて送り出し、欲しい情報が手に入ったら自滅するよう命令をさせるんです。』
「なるほど、それはつかえるな」
『子蟻でもいいのですが、あいつらは、自滅させるには時間がかかるので』
「...子蟻ってお前の子でしょ?」
『はい、そうですが?』
「自分の子なのに駒扱いなのは少し驚くわ」
『そうでしょうか?』
「そうなんです。」
『そうですか』
「まぁそれはいいとして」
『いいんですか』
「ダンジョンの拡張はどこまで進んだ?」
『現在は、全二層、一層あたり30部屋です。』
「一部屋の大きさは?」
『小中大の大きさの部屋があり、通路は最大で横に子蟻が10匹入る広さです。小部屋は、少数の戦力で侵入者のパワーダウンを狙う部屋で、広さは玄関ほどです。中部屋は玉座の間ほどの広さで、中型魔物二、三体とゴーレムや、子蟻などの雑魚で妨害しつつ、中型の魔物で敵を撃破するのが目的の部屋です。大部屋は、大型の魔物を二、三体、中型メインが基本の部屋で、いくつかの部屋は例の特殊ゴーレムを設置する予定です。』
「あぁ、あれか」
特殊ゴーレムというのは、大量の魔証と魔石で作った大型ゴーレムのことである。魔石は、ある程度時間が立つと魔力が回復す作りだ。それを利用して魔法を使えるように作ることもできるのだ。
「じゃあ俺は、外でレベ上げとダンジョン内で特殊ゴーレム作りだな。あとは、魔法も使う練習しないとな」
亜人族である影響か、魔法の流れ方は若干わかるから、それを元に魔法を使うようになれるかも知れないから、しばらくはそれで練習だな。
『リュウヤ様の手を煩わせるようなことは...』
「調査隊などが来た時に『ダンジョンマスターの部下やトラップは強いけど、ダンジョンマスター自体は雑魚です。』なんて報告をされて、ダンジョンの最深部に転移するような魔法を使われていきなり最深部まで来て攻撃されたら即アウトだし、それにボスが部下より弱いのは格好がつかないからな。」
『そうですか...わかりましたが、あまり無茶はしないでください』
「とりあえず、しばらくは魔証を使った罠を設置することにしようと思っているから、しばらくは大丈夫だ。」
『私にできることがあったらお申し付けください』
「おう、頼りにしてるぞ。」
最後の方恋愛っぽくなってしまいましたが、別にそういうことはありません。
私の語彙力が低いだけです。