ダンジョン強化
投稿したつもりが出来てませんでした。
すみませんでした...
「う〜ん」
今日は、ダンジョン拡張とゴーレム作りをする予定だ。
そのために協力してもらう眷属のアルファは、昨日から兵隊アリを産んでいる。
今日からでいいって言ったのに。
ちなみにアルファの種族であるビックアントの女王は一体のみで繁殖して、1日で結構なサイズの巣を作ることができる。
それで既に1000体はいるらしい。すごいね。
ちなみに兵隊蟻は、土を食べてれば生きていけるらしい。しかも少量で済む。THE低コスト。
そんなことより、悩んでいる理由は、
「どんなデザインにしたもんかな〜」
ゴーレムのデザインである。
ちなみに、今のところの案は、
鎧武者・動物・剣士・人
の、4種類だ。
けど、一番の問題は...
「ゴーレムの戦闘力がわからないんだよな〜〜」
そう。ゴーレムの戦闘力が不明なことだ。
「強いなら人型でもいいんだけどな〜」
強さ的には
鎧武者>動物≧剣士>マネキン
(武器の性能やら何やらで)
だが、土やら何やらの消費量は逆なため量産的には、マネキンが一番増やせるのだ。
『なにかお困りでしょうか?』
「いや、ゴーレムを何型にするか悩んでいてな。」
『なぜです?』
「戦闘能力がわかんないから。」
『でしたら、全て一度作り、ある程度強さを調べたらどうですか?』
あ...その手があったわ...
「なるほどな...」
「ナイスだ、アルファ」
『お役に立てたようで何よりです。』
じゃあ、早速作業開始だ
コネコネ、コネコネ、コネコネ...
ーーーーーーーーー1時間後ーーーーーーーー
「よし!出来た!!」
鎧武者、動物、剣士、マネキンが完成したぜ。
この後、こいつらを外に出して、ゴブリン、スライム、ビックラットの魔石を2つずつ取ってきてもらう。
そのタイムで強さを測るんだ。
「じゃあお前ら、行け!」
そういうと、ゴーレムたちは外に、モンスターを狩りに行った。
「さて、何体戻ってくるかな...」
実は、迷宮核に植えつけられた記憶に、ゴーレムや、眷属がやられた時に、主に
通知がくる魔証...魔力をこめた紋章があったので、それをゴーレムたちにセットしておいたのだ。
ーーーーーーーーーゴーレム視点ーーーーーーーーー
ゴーレムたちに感情はない。ついでに声は出せない。
しかし、製作者であるリュウヤの命令には忠実に実行する。
そして、マネキンがターゲットの魔物、スライムに遭遇した。
ゴーレムは、スライムへ攻撃をしたが...いなされた。というか、滑って当たらなかった。
無論スライムもただ黙って攻撃を食らったままではない。スライムは、身体を伸ばし、触手のように変形させ、ゴーレムの腕を包み込んだ。
このスライム、リュウヤはただのスライムだと思っているが、実際はネオスライムと言われる上位種である。
鑑定を持っているリュウヤが、なぜ気づかないかというと、彼は、スキルの存在自体を最近忘れていて、鑑定?何それおいしいの?状態だからだ。
まあ、それはいいとして、包み込まれたゴーレムの腕は、ジュウジュウいいながら溶けていく。
スライムは、徐々に触手で覆っている位置を変えていき、ゴーレムは、なすすべなく溶けっていった。
剣士ゴーレムは、マネキンの次に敵と遭遇したゴーレムだった。
その相手はビックラットだった。剣士は、剣を振りかざし切ろうとした...が、躱されて、剣を折られてしまった。
そして、そのままゴーレムは顔を喰われ崩れ落ちてしまった。
もう察した人も多いと思うが、このノリでゴーレムは全種類破壊されてしまったのだ。