眷属召喚
「うーん良い気分」
今日は、いいかげん防衛をしようかな...
えーと、DNカタログから、眷属一覧っと
「さて、何が良いかな〜」
おっ、キングスライムだ。
てか、今DNどんくらいあったけ?
DN1010
あのあと、帰る途中にモンスターを何体か倒して魔石はダンジョンコアに吸収させたけど、食料に交換してたからな〜
う〜ん...あ、
『ビックアント 女王種』
これなら、これ一体で兵を増やせるんじゃね?DNは...1000か...
『ビックアント 兵隊種』はDN10という安上がりだけどやっぱり増兵するなら女王種だな。
『ビックビースト』もいるけど兵隊種でもDN820もかかるから却下だな。
ぽっちとな
《『ビックアント 女王種』を創生します。 はい いいえ 》
はい
《創生中... 残り3時間》
なるほどモンスターを作るには、時間が必要らしい。
その間は、周辺のモンスターでも倒してるかな
ーーーーーーーー2時間55分後ーーーーーーーー
「邪魔だ!デカネズミ!」
「ヂュ〜〜」
《経験値を獲得しました》
「えーと魔石はどこだろう?」
ブチッ
「あったあった」
「そろそろ創生出来てるかな?」
ーーーーーーーー帰還ーーーーーーーー
《創生中... 残り4分》
若干早かったか
まあいいか、魔石の整理でもしよう。
え〜とゴブリンの魔石が8個とさっきのビックラットの魔石が23個、スライムの魔石が10個、スケルトンの魔石が12個それとそれぞれのキングの魔石が1個ずつある。
キングの魔石は、巣ごと潰しにかかったからそんときに倒した。スライムは倒した3種のなかで最弱だったけど、キングになるとスライムキングが最強になってた。
まぁそんなの大したことなく倒しちゃったんだけどね!
どうやら俺は強いらしい。やったぜ!
だけど慢心は禁物だ。大抵の悪役はそれが原因で死ぬからな。
さて、残り時間は...あと11秒か。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0
《創生完了》
その途端、強い光が溢れ出た
『私を創生していただきありがとうございます』
光が収まった時にいたのは、巨大な蟻がいた。
「え〜と、まず、名前とかあんの?」
『我々眷属の名前は主である貴方様からお名前を頂きます。』
「なら、お前は最初の眷属だから、αだ。」
《眷属 『ビックアント女王種』の名前が、アルファに設定されました。》
「じゃあお前は、兵隊種を増やし、周辺の地形確認をしろ。」
『了解致しました』
ビックアントは女王種さえいれば、個体繁殖できる。
すでに確認済みだ。
「それと...」
「兵隊のうち一割は、ダンジョン拡張に使う。」
『ダンジョン拡張ですか』
「それと、土や魔石は、洞窟の外に置いておけ」
ちなみに、魔石には二種類あって、地面にある魔力が固まって出来るタイプと魔物のエネルギーになっているタイプの2タイプある。
『魔石と土ということは、ゴーレムを作るのですね』
「ああそうだ、お前にはそいつらの管理もしてもらう予定だ。」
『了解しました。では、早速...』
「いや、作業は明日からでいい。今日はもう俺も寝るからな。あと、敬語は使わなくていい。」
『作業はともかく敬語を使わないわけには...』
「いや、俺もそういう口調で行ってたが、そういうの嫌いだから。」
『......わかりました。ですが、ある程度は使いますよ?』
「ああ、いいよ。」
「じゃ、おやすみ〜」
明日からは、ゴーレム作りやら、何やらも本格的にやろうと思ってるから、明日はそういうことも考えようと思っているから。さっさと寝た方がいいというのはお約束だからな。
てことで、おやすみ〜〜
次回は、ゴーレムを作る予定です。
ゴーレムは地底で作られる方の魔石が動力源です。