探索
主人公は基本馬鹿です
「ううーん」
さて、どうしようか。
生き返ったのはいいが、特にすることもないんだよなぁー
するべきことはあるにはあるんだけど、現状ではどうしようもないんだよなー
..............そうだ!探索に行こう!
ダンジョンに襲撃者(襲撃魔物)がどんな奴かもわかるし、拠点の近場の地形も分かった方がいいからな。
自分がどの位強いのかもわかるしな。この体がどのくらい頑丈なのかも分かった方がいいしな。
あ、生き返ってからの自分の姿確認してなかったわ。
DNで手鏡出して確認。
顔は...前世と変わらずイケメンでもブサイクでもないごくごく普通の顔。髪も前世と変わらずやや茶色っぽい色。てか角がはえてる。てことは歯も...ごくごく普通だったわ。
一番前世と違う部分は、羽と尻尾だな。前世はもちろん羽も尻尾もなかったし尻尾にも羽にも鱗がついてるから、THE龍人って感じの見た目してるわ。
羽あるし飛べんのかな。
ま、自分の姿確認したし、最初の予定どうり探索に行くか。
「ひゃーいい眺め」
洞窟の外に出ると、ここが山だということが分かった。しかも、結構標高が高い、めちゃくちゃ眺めが良い。飛んでみるか...飛べると良いな。まぁ物は試しだやってみよう。えい!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
どしん!
「いって〜」
《スキル 転がるを獲得しました。》
え...今の転がるというか落ちたんだけど...
脳の情報にもあったがスキルに関連する行動をしたり、レベルが上がるとスキルを獲得するそうだ。俺はDNで獲得できるけど。
どうやら山のふもとまで落ちたらしい。山はそこまで高くないからいいとして、山のふもとは広い平原だ。
ダンジョンがある山以外にもいくつか山があるな。ダンジョンの効果でダンジョンがどこにあるかは分かるし、少しだけ山から離れるか...てっあそこにいるのはスライムじゃないですかースライムだったらここから石投げで倒せるかな、近くに石は...ないな岩はあるけど
ばん!...岩が崩れた...殴っただけだよ?俺のステータス以外と高いのね...力加減をしよう
岩を崩してできた石を握って...砕け散った...加減って難しい
持って、振りかぶって崩れた
持って、振りかぶって投げた!よし成功!
スライムに当たった!
ボヨン
え?もどってきてる?
「 いた...くない?」
さっきの石が俺に当たって粉砕されてる...
何があったか整理しよう
俺が石を投げる スライムに当たる スライムが跳ね返す 戻ってくる 俺に当たる 砕け散る
なるほどスライムは物理攻撃を跳ね返すのか。
スライムがこっちに来てるね。
てか、体の真ん中に魔石が浮いてるはてことは魔石はモンスターの心臓みたいなもんだから引っこ抜けば死ぬはず。
よし、やろう。
「おらぁぁぁぁぁ」
つるん!
滑ったぁぁぁぁぁぁぁぁ
くそ〜スライムがこんなに厄介だとは...
こうなったら距離を稼ぐか...蹴ったるわ‼︎
ブチュ!
スライムの中から魔石がぶち抜けた...
そこまで強く蹴ってないけどな...
まあいいや魔石吸収を試すか。
.........どうやるんだろう?
そうだ、魔石吸収を鑑定したら分かるんじゃね?
『魔石吸収』
魔石を捕食、取り込むことで自分を回復、強化するスキル。
使用方法
はいはい、食べれば良いんですね。
では、思い切って...ってなことできるかーー!
くそう...結局使い方不明か...ん?あれ?
普通に使用方法の欄があったわ。
クリックすると出て来た
ふむふむ... どうやら、魔石吸収を発動させると念じると手に龍が現れてそいつに食わせれば良いらしい
普通に出来たわ
《lv2 になりました》
《スキル言語翻訳を入手しました》
良い感じのスキルゲットしたぜ!
さて、そろそろ帰りますか。
ーーーーーーー帰還中ーーーーーーーーー
んじゃ、そろそろ寝るかおやすみ〜
ステータスはあまり書きません。
なぜなら面倒だから