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状況整理

「.......」

今、アスカは、俺のダンジョンの中を見て、唖然としてる。

そりゃそうだ。普通に考えて言葉を失う。なぜ俺がこのことを考えなかったのかが意味不明だ。

まぁ、なぜ言葉を失ってるかって言うと、ありの多さだ。軽く百は超えている。男ならまだしも、女なら、吐き気がしてきてもおかしくない。少なくとも言葉を失うだろう。その状態なんだ。アルファが予想以上に数を増やしていた。

.......これは、後でアルファに少しを話しておこう。

「う、うんまぁ、ちょっとビックアントが多いけど、ゆっくりして?」

「で、できれば...」

「悪い奴らではないから」

「は、はぁ...」

さて、これどうしようか。とりあえず、ビックアントたちが見えないような部屋を作るかどうにかするか。

「アルファ!」

『何ですか?』

「え〜とな、コレコレシカジカで、アスラの部屋を作ってくれ」

『了解です。すぐに取り掛かります』

俺が、アルファに、アスラの部屋を作れと命令を出した後にアスラの方を振り返り、

「まぁ、そういうわけだから、それまではダンジョンの中を案内するから。」

「は、はぁ...」

「じゃあ行くぞ〜」

そうして、俺はダンジョンの中を一通り案内した。そして、案内が終わる頃に、ちょうどアルファが、

『アスラ殿のお部屋のご用意が整いました。』

「お、ちょうどいいな。てことでアスラ、部屋の方まで行くか?」

「はい、そうします。」

アスラは、ダンジョンを見て回る間に、すっかり打ち解けた。兵隊アリを見てもあまり驚かなくなっている。これなら、ここで暮らすのにも、支障はないだろう。

そして、俺たちは、新しく出来たアスラの部屋を見に行った。

見てくれは、アリが作ったものだから仕方ないが、形がちゃんとしていた。

それに、家具とかは、DNを使えばどうとでもなる。流石に、岩がむき出しなのは、問題だから、DNを使ってどうにかできるか見てみるか。

ちなみにダンジョンのコントロール画面的なものを開くと、一番左に、地図と書いてあるタブがあり、それを押すと、そのまま、地図が表示される。次に左のところには、ダンジョンとかいてあるタブがあり、それを押すと、ダンジョンの眷属のステータスや、自分のステータス、ダンジョンの拡張等が行える。ここの洞窟をダンジョンと認識させるのにもこれを使った。その次には、DNカタログと書いてあるタブがある。これはそのままで、DNで交換できるものが表示されている。ガチャもできる。この三つが、ダンジョンのコントロール画面だ。

そのほかにも、あるにはあるが、これは説明が難しいので、後々説明するとしよう。

そして、おれはDNカタログを開く。DNカタログは、開くと左から、家具、空間、建物、素材、ガチャ、の順番で並んでいる。

俺は、まず空間をタッチした。空間は、一度見た限り、DN消費量は多いが、文字通り場所としての空間が出てくる。これなら、部屋みたいなのが出てくるんじゃないか?というのが俺の予想だ。そして、俺は、空間に『孤島の家』という空間を見つけた。いや、孤島って...ここ洞窟だよ?なに?水でもあふれてくんの?そう思い、空間の画面をよく見ると、左上の方に四角の中に『?』が入ってるマークがあるよ。これ絶対説明だよ。とりあえず、それをタップして見る。すると

 

 空間

  DNを使い、作れるものの一つ。『ダンジョン』で作れる。『ダンジョン飛びの扉』で移動できる。


 え〜と、使い方は、わかったけど、『ダンジョン飛びの扉』ってなに?とりあえず、一度『ダンジョン』画面に変えて、さっきと同じように、?四角マーク(俺命名)を探す。はい、ありましたー。これは多分全ページにあるんだろうな。今回もタップしてみるとしよう。今回は、『空間』の時と違って、横書きで、さらにタブみたいなのが、縦に並んで、書いてある。俺は、それを動かし、『ダンジョン飛びの扉』と書いてあるタブを探す。はい、あったーー。つーか何でダンジョンコアは最初にこの情報をくれなかった!これあったら、だいぶ楽に生活できたぞ!あれかな?できるだけ魔力を回収できるように俺を誘導しているのかな?ダンジョンだって生物みたいなものなんだし、できるだけ魔力を回収したいんだろうな。てことは、多分ダンジョンコアでも、俺の思考を読むことは出来ない。それができるなら、もっと魔力を回収できるような手段を選ぶに決まっている。あの時、情報を上手いこと提示し、マナビックバーンに近づかせないようにすることだって出来たはずだ。

いや、そうとも限らないか。俺は、おそらく強い部類に入る。現に、グレートオークだって倒せた。だから、俺よりも強いやつと遭遇することはないと思ってるんだろう。まぁ、さっきのグレートオークより強いやつと戦ったら、負ける可能性もあるけど。それに、行く途中で倒した、ロックバードの群れも、近接戦になってたら、負けていたかもしれない。たまたま、先に発見できて、遠距離魔法が使えたけど、もし、どちらかがなかったら、本当に殺されていた可能性が高い。そう考えると、経験値のために殺したのが、吉と出たな。素材が欲しかったのもあるけど。あ、ちゃんと素材は回収しました。

「あの〜どうかしましたか?」

俺がそんな風に考え事をしていると、アスラに話しかけられた。おっと、思いっきり考えがそれてしまっっている。とりあえず、『ダンジョン飛びの扉』の説明を見ておこう。

え〜と?なになに...

中途半端ですが、長くなって来たもで分けます!

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