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仮題すら思いつかない  作者: 夏目棗
第二章 計画
10/10

Planning 3


「よく頑張りましたな。もうほぼ完璧といってよいでしょう。」


「お師匠様…、ありがとうございます。…これで私も魔法を使うための準備が整ったのですね…!」


お師匠様の愛ある特訓をこなし始めて2年、ようやく私は魔力制御ができるようになった。やっと私はスタートラインに辿り着いたのだ。


「わしがお教えできるのはここまでです。あとは自分で魔力制御を磨き、魔法を学ぶのですよ。」


お師匠様が優しく微笑みながら言った。しかし、ここからが本番…今度は自分で魔法を学んで行かなければならない。


「はい…!はい!お師匠様!今までありがとうございました…、本当に感謝しても仕切れないです。不甲斐ない弟子でしたが精一杯お師匠様から学ばせていただきました。」


「ふぉふぉ、それではまたいつか。」


お師匠様は国からの要請でお城で働くことになったのだ。そのためこれからは中々会えなくなる。


「修行の成果を手紙に書いて出しますねお師匠様。」


「楽しみにしておるぞ、ではな」


こうしてお師匠様は我が家の領土とは隣り合っているが距離的にはとても遠い王都へと旅立ち、私は魔術の練習を開始した。


「よし、まずは初級魔法の練習をしよう。」


結果から言うと、初級魔法の修得にはさほど時間はかからなかった。お師匠様の訓練に術のイメージとその魔法を放つ補助をする呪文を覚えるだけでよかったからだ。そしてその呪文も属性ごとに一言あるだけだった。


さらに初級魔法には4属性しかない、火と水と風と土だ。呪文もそれぞれ「火よ」「水よ」「風よ」「土よ」であった。


後で知ったことだが魔法のイメージが掴みづらい最初の頃は「火よ球となりて敵を打て」と火よの後にその火が具体的にどうなるかを言ったりするのが普通らしい。


お師匠様曰く、得意属性があり人それぞれ違うそうだ。私の場合は初級魔法の属性だと土と水が得意属性であった。


しかし、得意属性以外の魔法が使えない訳ではないためほとんどの人は満遍なく魔法を学ぶ。


得意属性の名の通りあくまでその属性の魔法が使いやすいだけなのだ。“基本的には”という注意書きが入るが……


精霊に気に入られた者にはたまに気に入った精霊の属性以外の属性との相性がとても悪くなってしまうことがあるのだ。


しかし、これは特殊な例でこの国の建国王のお妃様が光の精霊に愛され光魔法以外が使えなかったという記録が残っているがその他の情報はないため、今ではすっかり伝説となってしまっている。

投稿遅くなりました…!

なかなか筆が進まなくて…

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