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白い悪魔が恋した黒い天使(1)の1  作者: 隼生.hayaki
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天使の宿命2

(宿命…ね。)

黒華は改めて天使の宿命を突きつけられ、落ち込んでいた。

それに、黒羽になにも言わずに行ってしまったことも後悔していた。

「はあ。仕事しなきゃ。」

黒華は頼まれた悪魔を探した。

数十分飛んでいると、まだふらつきながら飛んでいる悪魔を見つけた。

どうやらそいつは黒華の探していた悪魔だった。

「見つけた…」

黒華はその悪魔の羽根を掴んだ。

「イタッ!何すんだ!!」

小さな悪魔は黒華をにらんだ。

だが、黒華を見た瞬間体を硬直させた。

「なによ、あんた人のこと化け物みたいな目で見て。」

黒華はその目がとても嫌だった。

「お前は漆黒の黒華!僕はあんたじゃない、小悪[こあ]だ!僕を離してっ…殺さない、で」

小さな悪魔はブルブルと震えていた。

黒華は心を鬼にした。

「うるさいわね。消えて。」

そう言って黒華は魔法を使って小悪の羽根を引き裂いた。

そして、魔法で作った剣で小悪の体を切り裂いた。

「う、ああああああああ」

小悪の悲痛な叫びが響いた。

黒華は心が張り裂ける思いだった。

そして、自分が天使じゃなかったらと願った。

黒華の目から涙がこぼれ落ちた。

そして黒華は悟った。

これが天使の宿命なのだと。


そして黒華が飛び立とうとしたとき、後ろで声がした。

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