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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

先輩と、後輩の、日常

後輩と先輩は一定の距離を取り続けている

作者: moco
掲載日:2026/01/12

彼女の可愛さに気付いたのは、いつだったか。

いつもそつなく仕事をこなして、一に対して十に返して、仕事を説明、する必要あるのかなってくらいに、難なくこなす、彼女の働き方は無難で、それでいて先を見ていて、とても効率がよかった。

すごく頼りになるし、少しでも時間ができると、次は何をすべきか、すぐに確認に現れて、時間がかかりそうな人に、仕事をもらう。だけど、定時帰りは当たり前、私生活も謎に包まれていて、気にも留めない、関係で。

仕事をちゃんとしてくれるなら、なんの問題もないと、思って働いてた。別に、彼女の行動に何も興味はなかったのに。

彼女の周りにはいつも人がいて、笑顔を返して、仕事をして、そんなところを羨ましくも、元が良いと、全てがうまくいくんだろうと、妬ましく。


私自身が、可愛さに気付いたのは、ランチの時間。ばったり、同じ店に入ってしまって、別に、離れて座ってもよかったのに、それはそれで気まずくて、一緒に食べる?って誘ってた。

ぜひ、っていつものポーカーフェイスで、だけど、笑顔で言ってきた。

話題なんて、何にもなくて、何を話せばいいかワタワタしてたら、クスクス笑い出す彼女が可愛くて、見つめてた。

「先輩、思ったより面白いですね、だけど、何言ってるのかわかりにくい」フフッて微笑んで。

「仕方ないでしょ、いつも、仕事の話しかしてないのに、何を話せばいいか、どうすればいいか、なんてわからないよ。」

「それならどうして誘ったんですか?」なんてキョトンとした目で見るから、咄嗟に

「いつも笑顔の貴女が、無理してないか心配して。。。」正直に言ったら、気まずいから、逆に変な嘘ついて、しまった、こんなこと聞くのもパワハラかっ?!って焦って。。。

そしたら彼女は、「ありがとうございます、でも、私はいつも、【わたし】なので、心配はしなくていいですよ」いつもの微笑みで返されて、少しムッとして。

「それでも、ずっと笑顔ってのも辛かったら、不満な顔していいんだからね?」ってよくわからないアドバイスを口にしてた。


あぁ、そうか、彼女は、彼女の笑顔は自分を守る盾みたいものだったのか、って今の彼女、無表情に近くて、心配してたのだって、私は本当だったんだって、気付いた。

だけど、それだけじゃなくて、可愛いなって、その、態度で働く彼女が、可愛いなって、一生懸命な犬とか、猫とかみたいな、可愛い生き物みたいで、気付いたら、その日から、ずっと彼女を目で追うようになってしまってた。

ストーカー、みたいでダメだなって思っても仕事場同じ、業務は一緒、ただ別々の仕事だから、そんなに話さないだけで、目では追えちゃう、微妙な距離感。だけど彼女が困る時は助けたいなって、皆んなが彼女に夢中なのも仕方ないなって、気付いてしまったから。





あの先輩は、いつも、仕事を黙々と、人と話さないで、最低限で済ませて。それでいて、人がいいから、他の人が詰まった仕事まで、手伝って。。。しかも定時で帰らないで、サービスする、バカな人だと、感じてた。周りが良いように使うのもわかる気がして、だけど、なんだか腹が立って、たまにしれっと仕事をとって、ワタワタさせてた。はは、仕事そんなにしたいのかな?なんて、思いながら、私は定時に帰って、見せつけてた。周りの人を上手く使えば、自分の仕事と他の仕事、手伝っても、要所で抑えればすごく周りを手伝ってるように観せて帰れるのにって、当てつけのように帰ってたんだ。


そんな時にランチが一緒になったんだけど、話すのに緊張するなら、誘わなきゃいいのにって、バカな人だなって、思ってた。だけど、人のこと、思ったより見てて、この人ホントにバカだなって。人の心配より、自分の心配してるべきでしょって思って。私は【わたし】で貫いてるのに、心配なんて、いらないのになって。わたしが無理してる?そんなことは、ないのに。

その日から、先輩が見てることに気づいて、もっと、私を見てもらって、私だけを見て欲しくなっていた。

だけど、そんなことしたら、先輩困らせるだけって知ってるから、何も言わない。せいぜい、私の行動にワタワタすればいいって、思ってる。。。

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