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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

季節モノ

バレンタイントゥモロー

作者: 中村翔

はぁはぁ。

やった。やってやった。

今日はいい日だ!

女の子に見られたが家はわかってる。

薬を飲ませて忘れてもらおう。

そういえば、明日は一般的にチョコを渡す日か。

冷蔵庫に。やはり固まりかけのチョコがある。

薬を混ぜて、毒を盛って。

あれ?足りないな。

まあいい。ロシアンルーレットってのもありだ。

女が死んでも、チョコを貰ったやつが死んでも。

どうせこの町は終わってるんだもう××人目だからなあ。

くくっ。やめらんねぇぜ。この仕事はよぉ。

『今日未明。男が交番に自首しました。事件の概要はわかっておらず、薬物検査で陽性だったことから精神錯乱状況であったことがわかっており・・・』


───貴方のチョコレートを下さい。

※この作品は全てフィクションです。現実の人物、事柄には全く関係ありません。

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