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エピローグ 双子×2の場合
放課後になった。四人は鞄に教科書を詰め込み、教室を出た。
目指すは第二図書室だ。
「梅ばあ、いるかなー」
「いないと困る」
「あんな旅に出させて、怒りたい気持ちもあるけど、でもやっぱり」
「戻って来たんだから、四人そろって言おうよ」
階段を四階まで上り、廊下を走り抜け、ようやくたどり着いた。
ホラー、SF、ミステリ、恋愛、ファンタジー、五つのジャンルを旅し、無事、帰還できたのだ。
四人は第二図書室の扉を勢いよく開けた。
声を重ねて言う。
「梅ばあ、ただいま」
了




