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アドファト・オンライン  作者: 三疾修介
ゲームの始まりと出会い
3/12

最悪の始まり

《まず何故このような事をしたをしたか説明しなければならないだろう。それは魂の転移による現実世界での部位の欠損並びに改善の為のVrmmorpg使用時の精神に及ぼす影響を調べる実験だ。》


《実験》という言葉に、ザワリと広場いる人々がざわめき始める。


「つまりどういう事よ。」


ユリは話が難しく理解出来なかったらしく、サンに答えを求めた。


「僕も何となくしか分からないな~。だけど例をあげるなら、もし目の前に意識不明人がいたと想像させて、」


「したわよ。」


「その人に、Vrmmorpgをさせて意志疎通が出来るかな~、っていう実験だな~。」


「何よそれ、じゃあ私は意識不明なの?」


「100%違うな~。アドファトオンラインを買った記憶が有るから、もし意識不明になる時の記憶が有るなら実験対象になるな~。」


「じゃあ何で、私達がここにいるのよ。」


「それ答えられるのはGMだけだな~。」


サン達が話終えると周りはようやく落ち着きを取り戻し、再びGMが話始めた。


《では何故君達がいるのか、それは3つ理由がある。1つ目、実験対象と意志疎通の実験をやってもらう事、2つ目、精神に及ぼす影響を調べる為、3つ目、私の快楽の為だ。》


最後の理由に怒りが爆発しプレーヤーのほとんどが罵詈荘厳している。


「出た!自己中心な理由!何?あなた、GMだからって何でも許される訳じゃないでしょ!」


ユリも怒りを抑えられないようで罵詈荘厳しまくる


「まさかとは思ったがこれはもう呆れを通り越して尊敬するな~。」


「気持ち分からなくもないけど、今回の事件の犯人何だから尊敬しちゃダメ!」


GMの話は終盤を迎えた。


「これから実験対象者及びライトファー社のアームフォンに取り付けてあるVr装置を使い日本の人口のほとんどをアドファトにログインさせる。尚死んだ場合ゲームクリアまで精神は維持装置にて保存する。ちなみに全Vr装置には人体維持装置がついている。これにより、1年は筋肉を衰える事なく元の生活ができるだろう。それ以上は段々死に近づく、気を付けたまえ、そしてゲームクリアの条件は闘技場クエスト[強者の達の連勝]を1人でもクリアする事。以上でGMアナウンスを終える。ささやかながらプレゼントとしてこの世界のマップあげよう、せいぜい頑張るといい。」


こうしてGM・・・佐渡見 一郎のアナウンスが終わり同時にログインを示す光が大量に現れて次々とプレーヤーが増えていく。こうしてアドファト・オンラインのデスゲームが始まった。

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