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アドファト・オンライン  作者: 三疾修介
ゲームの始まりと出会い
1/12

オープニング

初めましてです。よろしくお願いします。

僕、霧里 斎は剣道部に所属しているごく平凡な高校3年の男子だ。

そんな俺は今ライトファー社の最新VRMMORPGアドファト・オンラインの中にいる。このゲームでは豊富な武器の種類があり、自分の武器を使いモンスターや、プレーヤー、AIなどのリアリティーのある戦いが売りだ。

さらに武器を作る事も出来て、専用武器で特殊な戦いが楽しめる。そしてスキルはプレーヤーが覚える事が出来ず、武器がそれぞれ覚えているのプレーヤーが使う。


更にゲームの仕様で、モードに装備を5つ登録させておいて、「モード(身に付けたい装備を登録した数字)セット」と唱えると即座に装備変更出来る。


ちなみにライトファー社は日本の電化製品の会社をまとめ上げ、電気スタンドから自動車まで作る大企業になった。さらに今では腕に着けて使用する「アームフォン」を開発して、誰もが寝る時以外必ず着けるようになっている。


話が反れたが、アドファトでは自分の強さを示すレベルが設けられておらず、ステータスを増やすステータスポイントは20で一つのステータスにつき最大10まで増やす事が出来る。ちなみにステータスポイントは1日1回変えられ、沢山のプレイスタイルが楽しめる。


そしてステータスはベースとしてそれぞれ5ずつ付けられている。そこにステータスポイント振り分けて今の僕のステータスはこのようになった。


HP1000

MP1000

attack・15

mattack・5

block・5

mblock・5

speed・15


尚HPとMPにもステータスを降ることが出来て1ポイントにつき1000貰える。基本1,2ポイントはHPに降るらしいが最初の頃は敵モンスターも弱いらしく最初にHPに必ず降らなければならない訳ではない。


大人気のためにソフトはすぐに完売。僕も予約で何とか買う事が出来た。そして初期装備は簡易鎧とスキル・スラッシュが使えるナイフもしくはスキル・魔弾が使える杖となっている。


「さーてどうするかな~。」


キャラネーム サンとなった僕は初期装備のナイフとともに最初の街べスを歩いていた。

さっきまで騎士の館という休憩スポットにいたが、かなりの人々が集まっていたので、むさ苦しくなり出来ればさっさと場所を変えたのだった。


「あの~誰か狩りに行きませんか~?」


「ゲームの指南して頂けませんか~?」


「おーいそこの君狩りなら俺が入るよ。」


広場にはパーティー募集で沢山の人だかりが出来ていて、パーティーの誘いがあったが団体行動が苦手な僕は全部断った。しかし、パーティーの話を聞くうちに次の行き先が決まった。


「狩りか、とりあえず行ってみるかな~。」


そう言うとべスの回りのフィールド・グリーングランドにソロで行った。


そこではすでに他のプレーヤーがラビットやカウ(牛)などを狩っていた。とにかく全く戦い方が分からないので近くにいたプレーヤーを見ていると


「いっっけぇースラッシュ。」


「ただの横凪ぎじゃん!」


開口一番これである。一応スキル補正があるので剣士は不服そうにサンを睨むが、剣道をやっていたサンにとっては横凪ぎなど、どうとでもなる事だった。


「とにかく戦うかな~。」


そして出てきたラビットにナイフを向けて、飛んで襲って来たラビットに剣道の胴の要領で一振りするとラビットのHPが0になり光り弾けて(ラビットの皮・素材)を手に入れた。


「弱っ。予想以上だな~。でも、初心者の多い街だし仕方ないかな~。」


その後ラビットと、カウをそれぞれ30匹ほど狩って帰る事にした。

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