※あらすじ(二章)
魔法使いのアメリアと運転手のバジョンと共に、魔動車に揺られていた勇者ヤマト。
向かう先はボーゼンドルフ領の西に領境を接するベヒシュテン領の”プラソディ町”だ。
そのプラソディ町は、大陸西側からの物流の要所となっており、山脈を超えて入って来る物品の中には違法な物も数多くある。
今回、ヤマトは”憲兵団・団長”の肩書で、町の物流を牛耳る”ボーラン”の邸宅を捜索することが主な任務だった。
道中、様々な世間話に花を咲かせる一行だが、一人様子のおかしい魔法使いがいた。
それに気づいた時には手遅れで、アメリアは車酔いにより吐瀉物を新車の中にまき散らしてしまう。
その清掃に負われる中、荷台の馬車がチェイスをしているのを目撃する。
それは密輸者を取り締まる憲兵の馬車と、密輸品を輸送するならず者の馬車だった。
ならず者を捉えた後、積み荷を改めたヤマトは、その中から小妖精の女性”サイナリア”を発見する。
彼女を全裸にひん剥いた事で、セクハラの疑いをかけられるも、何とかプラソディ町までたどり着いた。
翌日、そこの冒険者ギルドで絡まれたヤマトとアメリアは、コテコテのなろうイベントをこなし、その後憲兵の詰所で作戦会議をして、改めてボーランの屋敷へと出向いのだった。
道中、無理やりついて来たサイナリアがアメリアに欲情して妖精汁を噴射するが、特に問題なくボーランの屋敷の前まで来ると、強引にそこへと踏み込んだ。
慌ててヤマト達を取り囲むボーランとその私兵だが、それが勇者ヤマトだと分かると態度を一変、下でに出て何とか誤魔化そうとするも、早々に隠し部屋を発見されてしまい、再度豹変して今度は結界で一行を閉じ込めようとして来る。
しかし、ヤマト達の前では無力であり、速攻でお縄となる。
そして、地下の隠し部屋を探索したヤマト達は、想定以上の魔物や希少生物が囚われている事を知り、あろう事かその中にエルフの姿を発見してしまう。
事を重く見たヤマト一行は、作戦会議を行うも、その最中アメリアが”ボーパルバニー”という凶悪な魔物を解き放ってしまい、大惨事になりかける。
何とか事態を収めたヤマトは、負傷したアメリアの看病を彼女に良からぬ目を向ける女性二人に託して、一人町を後にしたのだった。
そして次の日、ヤマトは冒険者ギルドで事務作業中、見慣れぬ冒険者パーティーと遭遇する。




