表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無個性転生〜個性を探す旅路〜  作者: のらのら
1章
4/12

目標設定

なんやかんやで俺も4歳になった。もう言葉は流ちょうにしゃべれるようになったしバイリンガルを名乗ってもいいんじゃないかと思うほどだ。まあ日本語が通じる相手はいないとおもうし意味は無いんだけどもね、、、。


とにかく最近の日課のようなものができたんだ。その話をしようと思う。


朝から晩までアレクによる勉強と剣術だ。自分で言うのもなんだがかなり頑張っていると思う。勉強は流石に簡単だったんだが剣術はかなり難しくてやりがいがある。アレクによる4歳からの英才教育だ。なんでも彼曰くあと3年以内には学校に通わせるらしい。両親も俺の成長具合には度肝を抜かれている。まあ、精神年齢はもう20歳だからな。当たり前って言えば当たり前なんだよな。まあ、そんなの知る由もないんだけどね。


さて、この世界には当たり前だが義務教育はない。何歳からでも通える学校が世界の主要都市に建てられていて勉強したい人はそこに通うらしい。俺は、1番近い主要都市ルーランド王国の学校に行くことになるそうだ。その事で質問があるんだった。


「アレク父さん、学校では何が学べるのですか?」


俺の質問に対し、アレクは珍しく考え込んだ顔をして答えた。


「そうだなぁ。俺は学園を卒業してないからあまり詳しくないんだ。ユーラ母さんに聞いてみようか」


そう言うと、どこからともなく会話を聞いていたユーラが会話に割り込んできた


「エフレちゃんの学びたいことはだいたい全部学べると思うわよー。魔術はもちろんだし、建築学、芸術、数えればキリがないわね。」


そんな感じのことを言っていた。そこで俺は言い忘れていたことがあったのを思い出した。それはもうご存知な俺の母さん、いやユーラは俺の事をエフレちゃんと呼ぶってことだ。もう今となっては慣れてしまったが前世でこんなことをしていたら親バカもいい所だろう。なんとも言い難い不思議な気持ちだ。


とはいえ俺の当分の目標は学校に入るまでにある程度の知識をつけるということになった。やはり人間目標があると頑張り安い気がするからな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ