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無個性転生〜個性を探す旅路〜  作者: のらのら
1章
12/12

通学危機

言わずもがななのかもしれないが今学校では俺の立場というものは無い。やっぱり良くない噂というのはすぐ広まる。俺が実際やった事と全然違うことをも広がっていてめちゃくちゃだ。


家に帰って両親に聞いてきた衝撃的な事実をここでまとめていこうと思う。


結論から言うと俺は魔王の生まれ変わりでは、、、ない。逆にアレクは勇者、ユーラは賢者だった。この世界では魔王というのはひとりではないらしくそのうちの1人を倒していたらしい。どうりで強すぎると思ったんだ。


また、試験官のパルテール先生が言っていた通り俺の下の名前はドーナトリフと言うらしくこの地方でこの名前を出すと優遇されてしまうらしいので、子どもにそんな思いで生きて欲しくないということらしく隠していたみたいだ。確かに勇者の子孫って聞くとわがままが通っちゃいそうな気がするからあながち間違い所ではないのだろう。


そして1番気になっていた無詠唱についてだが、魔王城の宝箱にやり方が入っていたと言われたが、それは多分嘘だろう。だって、俺は無詠唱のやり方について誰かに教わった訳では無いしね。転生者でごめんね。


こんな感じだった。学校にも同じ説明をしていた両親だったがやはり学校側としては俺を受け入れられない人もいるらしく大変だそうだ。こういう魔王の迷信をとかをめちゃくちゃ信じてる人って異世界に多い気がする。まあ、気の所為なんだろうけど。


ともかく俺は学校側が俺の処遇を決めるまでのあいだは出席停止扱いとなり、寮に引きこもっていた。もちろん寮には、誰もいないし何も面白くない。なのでその間に、自分自身のレベルアップを目指そうとした。


俺がめざしたものはこれだ。


魔力総量の増加


しかし本当に優先するべきことは何かあるんじゃないかとも思う。なぜなら、この年でレベル4までの魔術を使うことができるし、会話もとてもじゃないが7歳とは思えないぐらいしっかり成立するだろう。しかし、魔力総量だけはそんなに多くないのだ。一般に冒険職に就いている魔術師の魔力総量を10とすると、俺は6ぐらいだ。この年で6もあるのはすごいことなのかもしれないがこの総量では戦闘ではあまり使い物にならない。ということで戦闘を見すえて魔力総量を増やすトレーニングを始めた。


ちなみに、この世界では魔力を本当に使い切ると体の健康状態と引き換えと魔術を放つことが出来る。毎日そのギリギリの状態に落とし込み総量を増やそうというわけだ。


〜〜〜


結果から言うと成功した。8日間の間で魔力総量は2倍以上になった。もちろんそれには訳があって両親に魔力総量を鍛えるという話をしたら魔力ポーションをくれたのだ。これを使って魔力切れを起こしたらすぐ魔力を回復するという荒業をしていた。もちろん体への負荷は半端なかったが見違えるように強くなれて自分も嬉しい。これで、1人前になることが出来た。


そうこうしていた9日目にやっと学校からお呼び出しがかかった。学校側からすると俺が将来ほんとに魔王の生まれ変わりだった場合魔王を匿っていたとして罪に問われる可能性があるらしいし抱えておきたくないらしい。まあでも、俺が魔王である証拠などひとつもないのでとりあえずはこのまま通学していいようだ。ひと安心。


安心して寝ていた俺に次の日待っていた驚きについては次回言及しようと思う。

3000文字の内容にするのって難しいと思いました。

構成でまとめて書いていくことが大切だとも思いました。

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