電脳世界のスレイブ・ウォーリアー(仮)(パイロット版)
なんとなく浮かんだので書いてみました。
今日思いついたので設定ガバガバです。本当は18禁にする予定でしたがそうなりませんでした。
そんなこんなで、このお話は『数日後に消します』!!!
なのでコメントなども消えてしまうので、もし書いてくれる方がいらっしゃいましたらごめんなさい。
設定修正箇所やダメだしなどあれば、教えて頂ければ嬉しいです。(pixivメッセージとかで構いません)
なおキャラ名も決めていないので『主人公』みたいになっています。
ご了承頂きお楽しみください。
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アパートの一室、大学生である『主人公』はスマホを操作していた。
「ダウンロード済んだか?」
「・・・まだだよ」
PCのモニター越しに俺に指示をする。
「ねぇ本当にしないとダメ?」
「いやいや!ガチで面白いから!絶対!ってやべ時間!?じゃまた後でな!」
「おう」
友人の進めで「電脳世界のスレイブウォーリアー」と言うゲームを始めることにした。
友人曰く、現在大人気のゲームで最初の選択項目で自動的に生成される『奴隷』を貰い、同じプレイヤー達とバトルする言うシステムとのことだ。
【ダウンロード完了】
「・・・お!出来たか、じゃ早速起動っと、そこ前にコレ付けるんだっけ?」
『主人公』はコードをスマホに差し込み、目にゴーグルをかける。
【ようこそ”電脳世界のスレイブウォーリアー”の世界へ】
「おっしじゃ始めるか!」
【選択項目:使用する奴隷はあなたの選んだ項目により自動生成されます、決定前でしたら再度自動生成を行う事も出来ます】
「ふ~ん、自分で造るわけじゃ無いのか」
【性別を選んで下さい 男 or 女 or 無機物】
「性別に無機物って!?まぁ奴隷っつう位だから、やっぱり女だろ!」
【容姿の選択項目を表示しますので自分に適した物を選択してください】
「はい、はいっと!う~ん、女だからやっぱり好みの容姿がいいなぁ、っつってもランダム構成っぽいからなぁ、輪郭はコレで、目はコレがいいなぁ、髪はコレにしとこう、あと・・・・」
『主人公』は次々選択項目を選んでいく。
【データ入力お疲れ様でした、では適したキャラクターを表示します!なお・・・】
「おぉぉぉ!ついに来るんだ!」
『主人公』はスマホから顔を上げる、するとゴーグル越しに写真が表示される。
「へぇ、これか・・・」
女性は白と青の肌でぴっちりした全身スーツを着ているみたいだ。
「なるほど、さすがに奴隷って内容で人間は使えないもんな、けど・・・か、かわいい・・・たしかこのキャラがリアルな立体キャラになるってアイツ言ってたな」
彼がそうつぶやくとスマホが揺れる。
【キャラクターがよろしければ決定を押してください!なお・・・】
「決定決定!もうこれでいくでしょ!」
『主人公』は迷わず決定を選択する、するとキャラクターの姿が消え、次の項目が表示される。
【現在キャラクター登録作業をしております!お待ちの間『ゲーム説明』や『ガチャ』などをお楽しみください】
「あぁ~すぐには遊べないのか、まぁいいかこの手のゲームは慣れてるから説明不要!!『ガチャ』回そうっと」
ガチャとはゲーム内のお金を使い、ランダムでアイテムを引けるシステムのことである、基本最初にいくらかゲーム内のお金は配布されているので、『』は金額内でガチャを引く事にした。
【ガチャを回しますか?】
「はい!はい!回しますよ!おぉ無料で結構回せるな!じゃいきなり10連だ!」
アイテムにはレア度があり、レア度の高いアイテムは当たりにくい、それを一つ一つ項目を選ぶのは時間がかかるので10個一度に引くシステムでこのゲームは更に1個プラスされるシステムのようだ。
「高レア来い!来い!」
引いたガチャのアイテムが表示される。
「・・・そうか、キャラは決まっているから、そのキャラ用のアイテムがガチャなのか、武器は刀が当たった・・・これは回復アイテムか?おぉ演出入った!コレは高レア来た・・・って、なんだコレ?」
画面には光り輝くアイテムが表示されているが、それはエッチな映像でしか見ない『ボールギャグ』という口枷だった。
「うわぁ変態・・・そんなゲームなのこれ?まぁ・・・奴隷っつうくらいだもんな・・・」
【キャラクター確定しました!表示しますか?】
「お!確定したか!よし表示!」
確定ボタンを押すと、先ほどのキャラクターが目の前に現れる、眠っているのか目をつぶっている。
「わぁ本当にすげー・・・」
先ほどまで写真のような映像だったのが本物と見間違うほど綺麗な立体映像がそこにある。
キャラは人間では無いようで、ぴっちりスーツだと思っていたところは全て肌のようだ。
「う・・・うぅ・・・ここは?」
「おぉ!動くぞ!」
「え!?ドコ!ってか誰!!」
「おぉ喋るのか!!ふふ!今日から俺がお前のご主人様だぞ!」
バッキ
(えっ!)
『主人公』の額に痛みが走る。
「いったぁ、な、なんだ?」
「ご主人様?何言ってんの?キモっ!キモっ!」
「って?お前が殴ったのか?ってか?なぐれんの?」
「アンタだれよ!自分をご主人様なんて頭おかしいんじゃない?」
「お、おかしいだと!何言ってんだ!お前は俺が造った奴隷なんだろ!ご主人様に手を上げるなんて!」
「ど、奴隷!?ひぃーありえない!てゆか、なんか上手く動けないんだけど、なんなのよ!!!」
(なんだ?勝手にしゃべってるぞ?すごいAIだけどうるさいな!てか殴られたんだけど・・・なに?これ?)
「アンタ!今すぐ私を自由にしなさい!!じゃないともっと殴るわよ!!」
「はぁ?さっきから何なんだよお前!」
「お前じゃない!私は『奴隷(仮)』って名前があるのよ!いいから自由にしなさいよ!じゃないと叫ぶわよ!わぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ!!!」
「う、うるさい、コイツ!そ、そうだ!?」
『主人公』はアイテム項目を表示しボールギャグをを装備を選択する。
「ちょ!聴い・・・んぐっ!!」
にボールギャグが装備され彼女は喋る事が出来なくなった。
「んぐ!んぐぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
『奴隷(仮)』は手をブンブン振り回して怒りを露わにしているが、『主人公』には届かない。
「ったく何なんだよ!?こんな乱暴なヤツなんて!はぁ・・・これは一度消して・・・やり直すか・・・」
『主人公』はスマホを操作する。
「えっと、あったキャラ削除、ん?『一度消すと、再登録には30日掛かりますがよろしいですか』!?はぁ?」
このゲームは登録したキャラを消すとゲームがやり直しになり、また始めるには30日なるという機能が組み込まれていたのだ、たぶんスマホを変えればすぐに出来るだろうが、『主人公』にそんな余裕は無い。
「なんだよ、リセマラ対策なのか?あとで『友人』と遊ぶ約束してるのに・・・はぁけどなぁ・・・ん?」
『主人公』が振り向くと『奴隷(仮)』はこちらを睨んでいる。
「はぁ・・・オイ、お前はどうしたい?俺はお前を消してゲームをやり直そうかと思うんだけど」
「!?」
『主人公』はびっくりした顔をすると、背を向けて考え込んでいるようだ。
「たしかに初対面の相手に奴隷は失礼だったよ、けど俺このゲームを友達と遊びたいんだ、だから仲良くしてくれねぇか?」
(ゲームのキャラ相手に・・・俺なに言ってんだ?)
「・・・・・・」
『奴隷(仮)』は考え込んでいるようだが、こちらを見て首を縦に振る。
「よし、じゃ仲直りの握手!」
『主人公』が手を伸ばすと『奴隷(仮)』が不思議そうに手を見る。
「ホラ、お前もおんなじように手を出せよ」
『奴隷(仮)』は不思議そうに手を伸ばすと『主人公』が無理矢理握手をする。
「これからよろしくな、じゃボールギャグ外してやるからもう暴れるなよ」
コクコク
「ボールギャグがなんなのか、わかるのな・・・えっと・・・あれ?」
【メイン装備が選択されました(メイン装備はそのキャラの象徴となる為、同系統のアイテムにしか変更できません)】
「・・・・・・ごめん、それ外せないっぽい」
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
「痛て痛て!!わ、悪かったよ!!知らなかったんだよ!」
むにゅ
(ん?なにやら手に柔らかい感触が・・・)
目を開けて見てみると『主人公』の手が『奴隷(仮)』のおっぱいをしっかり揉んでいる。
「!!!!?!!!?」
「あ、いやこれは不可抗力、つかそこも触れ・・・痛でででで!!!」
その後『主人公』は『奴隷(仮)』に無茶苦茶殴られた。
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「アイツまだ来てねぇのか?」
『主人公』は町にある公園に来ていた。
「広い場所がいいて言ってたのアイツなのに・・・」
「♥♥」
表示され隣にいる『奴隷(仮)』はご機嫌なようだ。
(よかった、アイテムのショートケーキ上げたら機嫌が直った、けど、ボールギャグ付けているのに食えるのな)
「やぁ!君もご主人様なんだろ?」
『主人公』は声を掛けられ、見ると『主人公』と同じようにゴーグルを付けた男が立っている。
「ご、ご主人様?」
「”電脳世界のスレイブウォーリアー”をやっているプレイヤーの事さ、君の隣にいるのスレイブだろ?」
どうやらあの男には『奴隷(仮)』が見えて居るみたいだ。
「さぁ!ならばバトルしよう!」
(まぁまだ『友人』来てねえし、折角ゲーム始めたんだから楽しまないとな!)
「わかったぜ!勝負してやるよ!」
「ふふ、ならバトル承認ボタンを押せ!そうすればゲームスタートだ!」
【項目:対戦 1vs1】
「あぁ承認だ!!」
【対戦を承認しました!対戦するスレイブを召喚してください!】
「よし『奴隷(仮)』対戦だ!勝ったらまたショートケーキ食わしてやるぜ!」
「♥♥!!!」
『奴隷(仮)』嬉しそうにくるくる回り出す、そんなにあのショートケーキはうまいのか?
「じゃボクも召喚するよ!」
相手がスマホを操作すると筋肉ムキムキのスレイブが現れる。
「な!?なんかゴツいのが出てきた!」
「じゃ始めるよ!!」
【対戦が開始されます!3・2・1 GO!!】
GOの合図で相手のスレイブが一気に突進してくる。
「は、はえぇぇぇぇ!!」
「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「!?」
『奴隷(仮)』は相手の攻撃を防御する。
バキッ
『奴隷(仮)』は吹き飛び後方で倒れる。
「『奴隷(仮)』!!」
「はっははは!!お前!!このゲーム初めてだろ?」
「!?」
「まず女のスレイブを裸で使っている時点で丸わかりだ!男が女より筋肉が強いのは当然!だからこのゲームは男か無機質で始めるのが定石!!」
「な!そ、そうなのか?」
「それもわかっていないって事は!この対戦もよくわかっていないだろ!?この対戦は賭け対戦だ!!俺はSSRを二枚賭けしているんだぜ!!もしお前が対戦で負ければ!お前のSSRを二枚頂く!!」
「なに!?け、けど俺SSRは一つしか持っていないんだけど・・・」
「ははっは!なら負ければお前は100万円支払って貰うぜ!」
「ひゃ、100万円!!えぇぇぇぇ!!」
「それがこの”電脳世界のスレイブウォーリアー”のルールだぜ!!まさかSSR一枚しか無いのにこの対戦に乗っかってくるなんてな!!対戦項目くらいしっかり見とけよ!!きゃははっは!!」
「うぐっ!」
「それに対戦後のお楽しみ、お前のスレイブを俺のスレイブが犯す所が観れるぜ?」
「はぁ?なんだその機能!?」
「それが観たくてわざと負けるご主人様も居るのがこのゲームさ!さぁトドメを刺してやれ!!」
「うぐあぁぁっぁあっぁぁぁっぁ!!!」
再び相手のスレイブが『奴隷(仮)』に襲いかかる。
「『奴隷(仮)』!!!」
『主人公』が叫んでも『奴隷(仮)』は動く様子は無い!!
(そ、そんな始めて作ったキャラが知らない相手のキャラの犯される?頭おかしいだろ、しかも100万円要求されるとか、意味がわからなねぇよ)
「ぐぎゃぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!!」
ドガァァァン
相手のスレイブは手に持った棍棒を倒れている『奴隷(仮)』に向かって叩き付け!周りが土埃になる。
「あぁ・・・そんな・・・」
その場に座り込む『主人公』、学生の身分で100万円など払えるはずも無い。
「『友人』・・・なんてゲームを・・・」
「きゃははははは!!やったぜ儲けたぜ!!そしてお楽しみの強姦ショーだ!!自分の奴隷が犯されるのは苦痛だぜ?そら見せてや・・・ん?」
土埃が晴れていくと、二体の陰が浮かび上がる。
「!!『奴隷(仮)』!!」
「・・・・・・」
『奴隷(仮)』は無事で!!しかも相手のスレイブに拳が突き刺さっている。
「ふぅぅぅ!!!」
バキン
『奴隷(仮)』は身体を回し、蹴りで相手のスレイブに吹き飛ばす。
「な、なんだ!!なんで女のスレイブが、男のスレイブを吹き飛ばせる?しかも裸キャラだろ?な、何がどうなってる!?」
「うぅ・・・」
「!?『奴隷(仮)』!追撃だ!!」
「!?」
『主人公』の声を合図に『奴隷(仮)』が相手のスレイブに向かって走り出す。
「くっ!ま、まぐれだ!!メス奴隷に負けるはずが無い!!」
相手はスマホを操作すると、相手のスレイブの腕に巨大なマシンガンが現れる!
「な!?」
「きゃあっははははは!!!くたばれ!!」
ズババババババババッババッババッバ!!!
マシンガンから弾がが一斉に『』に向かった放たれる。
「『奴隷(仮)』!!!!!?」
ヒュン!!ヒュン!!
だが、『奴隷(仮)』はその銃撃を見事に交わしながら相手のスレイブとの距離を詰めていく。
「じゅ、銃弾をよ、避けてやがる!?」
バキン
ふたたび『奴隷(仮)』の蹴りが相手のスレイブに命中する。
「ひぃぃい!!た、体力がぁ!!減っていくぅぅぅぅ!!!」
「は!そう言えばアイツスマホを操作して武器を・・・」
『主人公』は自分のスマホを操作し、武器項目の”刀”をタップする。
「『奴隷(仮)』!!それを使え!!」
カチャン
『奴隷(仮)』は出てきた刀を手に取り、勢いそのまま振り下ろす。
ジャキン
「ぐぎゃぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっぁあっぁぁ!!」
刀が一閃し、相手のスレイブは悲鳴を上げ消滅していく。
「な、そんな・・・ボクが初心者に・・・、いやそんな分けない!!お前ボクをだましたな!!実はこのゲームやりこんでいるな!!」
「はぁ?何言ってんだ?俺はついさっきこのゲームを始めた初心者だっつうの!!」
「・・・じゃ、やっぱりボクは初心者に負けたのか?・・・くぅ覚えていろよ」
そう言って相手は公園から走り去っていく。
【YOU WIN】
『主人公』のゴーグルにその文字が浮かび上がる。
「やったぁ!!『奴隷(仮)』凄いぞ!!」
『主人公』は思わず『奴隷(仮)』に抱きつく!
「!?」
バキッ
「ほげっ!」
『奴隷(仮)』の平手打ちが『主人公』の頬にクリーンヒットする。
(だから、なんでゲームが俺を殴れるんだよ・・・)
『主人公』はその場に倒れ込む。
「・・・おう!お待たせ・・・?お前なに倒れているの?」
送れて友人が公園に到着するが、『主人公』は倒れて動こうとしていない。
完!!