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Don`t Read(人生観)  作者: 安川瞬
5/19

ephemeral

痛覚というのは。人間にとって必要不可欠のものです。

痛い。痛い。痛い。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。

痛いのというのはすなわち気持ちいいということなのです。

たまらない。快楽。痛覚の花火。


花弁が舞う。鮮血。濡れた雌蕊。赤く腫れた腫瘍。

傷口に塗り込む。冷たい痛覚が巡る。

勃つ。勃つ。勃つ。勃つ。勃つ。鳥が肌を暴れ回る。

ぶつぶつとしたハスの花びらが私に顔を向ける。


「痛い?」


一枚のハスが話しかける。私の肌にくっつくのは私。

鞭を放つ。閃光が私の頭をスパークする。投げ捨てられ、私は街路に捨てられる。


夜道が綺麗な日だった。雪はシトシトと涙を流し。私から「赤」を盗んで行った。

踏まれる。流れるは生命。一本の線がプツリと切れて、顔から閃光が流れ出る。

いい日だった。そのはずだった。

気づけば私は踏まれていた。

快楽だった。麻薬だった。溺れてしまっていた。お互いに、


「もっと、、、もっとくだしゃい!!」


鼻水を流しながら、私は叫ぶ。痛みが欲しかった。異常なまでの快楽がほしかった。

あなただけが私にくれる!そんな醜い独占欲が、わたしをはしらせたの!


ペンが走る。痛みと共に!

見えるは星。あの世への階段。

はしるはしるはしるはしりはしるはしるはしるはしる!!!はしるの!

橋が見える。残響が頭を飛び跳ねる。

鉄の音。何かが崩れる音。

快楽。麻薬が背後から私を引っ張ろうとする。

逃げなくては!?私は考えた。なぜ私はここにいる?

逃げなくては!!!???考えろ。存在理由を。

私がここにいる必要はない。そう、死ぬのだ。


橋が見える。遠く霞んでいく思い出と現実。

触れる手は暖かくて、私に思い出をくれた。

堅い。堅い。硬かった。

鼻水をだらしなくアクセサリーとして身にまとい、人間としての尊厳を投げ捨てながら私は走った。





サラサラとペンが動く。私は何をしているの?

橋が見える!あの人も見えるの!あそこに何か大切な何かを忘れてしまったの!!!

思い出を!返して!

快楽が走る!麻薬漬け。私は目が覚める。空を見る。「あー綺麗だ。」もうダメだ。行きたくない。違う。生きたくない。メタい。嫌だー

。わたぢのそんざいりゆうはなに?予約して。あなたのよこだけがほしい。わたしのものじゃなかったの?どれいにして!あなただkrがいいの!!hpぢい!、ほぢい!ほじいの!!あははははは快楽がわたしを包み込む。気持ちいい。痛覚はこれだから欲しいのだ??!、橋が見える!あなたがいる!落ちる!落ちちゃう!わたしはあなたのなに?どれいどれいどれいどれいどれいどれいどれいどれい!いやー!どれいがいいのぉ!?ペンが走る!全力で駆け抜ける快楽!痛覚!嗅覚!性欲!ペンが走る!ペンが走る!わたしはなにをしているの!、あなた!!画面の前のあなた!読んでいるあなた!見ているあなた!あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!、!ほしい!わたしが持ってないものを持っておるあなたのそれがほしいの!快楽が欲しいの!!支離滅裂な文章をペンが駆け抜けていく!きえる!きえる!ゴムの摩擦音。音叉がわたしと共鳴する。なる鐘の音!月まで飛んでいくわたしの意識!ペンはまだ走る!わたしの感情はこの程度では治まらない!収まらない?筬まらない!

もっと触れて欲しい!見えないおくのおくのおくのおくのおくのおくのおくのおくのおくのおくのおくのおむのくのおくのおくのおくのおくのおむのおくのおくのおくの!!方まで!わたしを開発して欲しい!





















私は起きた。


夢だった。



夢。。。だった。。。


でも。






見えたの。

現実

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