表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「夢の代わりに」殺人事件

作者: まるめ

「夢の代わりに」。

世間から見た事件...


事件が起こったのはごく普通の家庭だった。

男性の妻は子供を身ごもっていた。

二人にとっての始めての子供だった。

これから先にある生活に向けて二人は不安になりながらも、明るい未来を描いていた。

なのに、妻が自殺した。

男性は一人残された。

自殺に見せられた殺人ではないらしい。

男性が会社で仕事をしていた時間に、妻は自ら首をつった。

首吊りに使われていたロープは、妻がホームセンターで自ら購入したものだった。

完全なる自殺だった。

仕事が終わり、帰宅した男性が第一発見者だった。

自殺には理由があるものだ。何故、妻は自殺したのだろう?




男性から見た事件...

妻が自殺した理由には心当たりがあった。

男性には小説家になりたいという密かな夢があった。


それが理由だった。


妻は自分がいれば夫が夢を諦めてしまうと思った。

安定した生活のために、夢を諦める。

男性は「小説は、読む方が圧倒的に気楽で楽しいんだよ、あはは」と笑う...。偽りの笑顔が浮かぶ。

そして、身重の妻が自殺した光景は...そのときに生まれた感情は...きっと、彼の執筆の肥やしになるだろうと考えたのだ。

命を使うと書いて、使命。

私の命は愛した人の夢のために使う。



「夢の代わりに」妻が死ぬ。

それがこの事件の真相だった。

誰にも知られない物語と共に、男性は生きた。

ぜひ、評価や感想お願いいたします。

その一行の感想や評価がぼくを喜ばせるので、募金するような軽い気持ちで、アガペーなマインドで、評価つけてみるのはいかがでしょう。


ダメですか、あ、すいません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ