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転生少女~異世界ライフ始めます~  作者: まったり書庫の司書さん
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赤ちゃんやってます、家族の良さ体感してます

本編2話投稿です。今回は前世で辛い目に会っていた主人公の為の家族回のつもりです、次の投稿は4歳スタートの予定です。お付き合いよろしくお願いいたします。

 再び神様と会ってから1ヶ月がたち、今日もベッドで日課となった魔法の練習をしている。あれから神様に貰ったこの世界の言語が解るスキル【言語翻訳】のお陰で色々周りのことがわかった。

 まず、この家には父・母・兄・姉・僕…じゃなくて私、あとメイド3人と料理人の合わせて9人がいる。ここカルアス村は、王都から馬車で4日程のところにあり、2、3時間ほど歩けば森や山があるらしい。ちなみに父達の会話で知った。

 お父さんは金髪のキリッとしたイケメンでアルディード・アステリオンという名前だ。

「ティア、ごはんの時間よ~」

 

 魔法の練習が一息ついたころドアを開け1人の女性が入ってきた。髪は少し白に近い銀色で優しそうな整った顔をしてぶっちゃけ美人さんだ、この人が転生した私のお母さんで名前はクリスティア・アステリオンだ。(それとティアは私の愛称だ)

「あい~」


「は~い、今あげるからね~」


 そいうとお母さんは胸を出し私の顔に近づけてきた、正直恥ずかしかったが転生してから何度も体験したので今ではだいぶ慣れてきた。


(そういえば前世じゃ産まれてすぐに母親と引き離されたから、私こんな風に家族と接するの初めてなんだよね)

 ごはんが終わったのでゲップをさせられベッドに戻された。その後はいつも通り子守り唄が聞こえてきたので、そのままお母さんの温もりを感じながら眠りについた。


 それから、生後3ヶ月と2週間、初めての魔法の練習は上手く魔力が動かせなかったが2週間たった位からコツを掴めて動かせるようになり、それから今日まで魔法の練習も順調に出来ている。寝返りも出来るようになった。

「ティア~お姉ちゃんだよ~」

 今日は、お姉ちゃんのアリシア・アステリオンとお兄ちゃんのマイティス・アステリオンが私を見に来ていた。赤ちゃんだからか寝ている時間が多く余り起きている時に会えなかったためお姉ちゃんが嬉そうだ。魔法の練習も調子いいし時間もあるのでそんなお姉ちゃん達とじゃれあって遊んだ。連続で寝返りをしてコロコロする私と追いかけっこみたいな事をしたり本を読んで貰ったりして過ごした。(まあ本は途中までしか読めなかったけどね)、まあアリシアお姉ちゃんは4歳でマイティスお兄ちゃんは3歳だからしょうがないね。それと

「ティアはコロコロが上手だね!」

「本が気に入ったみたいだからクリス母様に頼んでおこう」

と言って私にニッコニコの笑顔を向けてくれて嬉しかったし良し!だね。そして遊び疲れて3人で仲良く川の字でお昼寝して過ごした。

「ただいま、いい子にしてたかい?」


 そんな声が聞こえて目を覚ます。おかえり~と言いながら抱きついているお姉ちゃん達と一緒にアルディードお父さんが私のベッドに歩いてきた。「ただいま、ティア」と言いながら私を抱っこして、頭をナデナデしてくれる。話し声が聞こえたのかお母さんも加わりお姉ちゃん達が今日の出来事を楽しそうに語ってより暖かい空気になる。

(いいなぁ~この暖かさ。前世じゃ近所の親子が羨ましいって見てる事しか出来なかったけど、今は違う)


 自分にも暖かい家族が出来た。性別は変わっちゃったけど転生して本当に良かった、心からそう思いこれからのことにワクワクしながら目の前の家族の温もりを感じていた。



ーーーーー


そのあとの夕食前


「ティア~、上手!上手!」


「うん、うん、さすが俺たちの娘!」


 お姉ちゃん達からコロコロ追いかけっこのことを聞いた両親にやって欲しいと言われコロコロを披露することになった。

 ちなみに夕食までの間の2時間コロコロさせられそうになりメイドのネルファが止めてくれたので助かった。…まあ30分はさせられたけどね。

メイドと料理人

 ・ネルファ…3人のメイドの1人でありメイド長。赤みがかったセミロングの茶髪でつり目。本人は可愛いもの好きだが周りからはキッチリなクール系に思われているのが気になっている

 ・リノン…3人のメイドの1人。薄い青色のロングヘアーの少しタレ目なお姉さん。もう1人のメイドの双子の姉で、早くに両親が亡くなり両親と親しいアルディードとクリスティアの意向で引き取られた。ヤンチャな妹を諌めるのとアステリオン一家を守れる様になるため武術を始め現在Bランク冒険者相当の強さ

 ・パルリナ…3人のメイドの1人。リノンの双子の妹で姉と同じ髪の色でショートヘアーなパッチリ目のヤンチャ系。魔法の素養があり現在メイド兼クリスティアの弟子をしている

 ・バルグス…アステリオン家の料理人。少し濃いめのグレーな短髪でちょっとコワモテ。料理人だけあって手先が器用で軽い木工作業等も得意。実家が鍛冶職で元冒険者のアルディードとクリスティアとも交友がありアルディードが領主になる際料理人になりたがっているのをしっていたため引き抜き。そのままアステリオン家専属になった。

 

 スキルに言語翻訳(Lvなし)追加、魔法に火・風・水・土魔法それぞれLv0で追加されます。(神様からの埋め合わせです)

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