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転生少女~異世界ライフ始めます~  作者: まったり書庫の司書さん
3/15

プロローグその3

これでプロローグが終わり次の投稿から本編になりま。どうぞよろしくお願いいたします。

『ふむ、思い出したようじゃの』

 確かに僕は死んだ、体から熱も命も抜け落ちていく感覚をはっきり思い出せる。あの状態から助かるとも思えないし、この人の話をとりあえず信用してみよう。

「それで、何故死んだはずの僕がこの部屋にいるんですか?」

 死んだ人間を1人1人神様が対応するなんて面倒な事するとも思えない。

『それはじゃな、お主の事を見つけたからじゃよ』


「はい?」


『この部屋はわしの私室での、そこのテレビ型の神器で人間達の住まう世界を見れるのじゃが…』

 (このテレビって神器だったの⁉)

『8歳位の時かのぅ、この神器でお主見つけ何故こんなにボロボロなのか気になってお主の記憶を覗かせてもらったのじゃ』

 そんな前から自分の事を見ていたこと、そして記憶を見られたことに驚き、神様なら助けてくれてもよかったんじゃないかと叫ぼうとした。

『まあ落ち着け、神々のルールで下界への干渉は出来んのじゃよ』

(それなら仕方ないか)釈然としないが納得して

おくことにした。

『じゃが、死んだ後なら少し位干渉しても問題ないでの、お主をここに招待したのじゃよ』


「僕を呼んだのはどうして?」

 干渉しても大丈夫なのは理解したけどそこが分からない。

『始めはお主を哀れに思ったが、そんな状況においてもお主の魂は光を失うことは無かった、それも自分が死んでいくのを感じている間もじゃ』

 神様は、そう言いながらタブレット〔石板では無く電子端末の方〕を取りだし…

『そんなお主に第2の人生、つまり今の記憶を持ったままでの転生を与えることにしたのじゃ』と言った。

「転…生?」


『そうじゃ、お主の居た地球とは異なる世界への転生じゃ、過ごし易いよう特典も付けよう』

 僕に同情しての事なのかそうで無いのか判断出来ないが、生前の自分思い返しやってみたい事があった。追われていたから、見つからないよう隠れていたから出来なかったこと。だから躊躇い無く

「ありがとうございます」

と言った。即答だったからなのか神様が驚いていたが、転生する異世界について説明してくれた。


・科学は発展していないが魔法のある世界

・ステータスの概念が有り魔道具やスキルで知ることが出来る

・獣人などの亜人はいるが魔族はいない

・冒険者.商人.貴族などもいる

・魔法は火.風.水.土.無.特殊の計6属性で治癒.氷.雷は特殊扱い、例外として聖.闇.空間は古代魔法と言うらしい

・魔法は適正が無いと使えず、魔力は生き物や植物など大抵は持っているが魔法が使える程では無い。

 など色々教えてくれた。


『さて、説明は終わりじゃ。では転生について希望はあるかの?』

 神様の説明を聞きながら考えていた事を整理して言った。

「生まれる先は豊な田舎でお願いします」


『そんなところでよいのか?』


「はい。冒険者にも興味有るけど暫くはゆったりしたいんで」


『そうか、では…ん~ではカルアス村の領主3人目の子を妊娠した様だしそこは、どうじゃ?家族仲はかなりいいみたいじゃよ』


「では、そこでお願いします」


『うむ。次は魔法とスキルじゃな、多すぎると良くないし、それぞれ3つまでじゃな』

 3つか、まず魔法は田舎だから怪我や病気のことを考えて治癒は確定。次に物資調達の為に空間も決定として3つめは後で決めよう。

 スキルは、魔獣もいるし気配や匂いなんかを隠せるのが1つめで、2つめはステータスを知るためのものにしよう。あと…

「あの、質問いいですか?」


『ん?何かの?』

 魔法とスキルについて質問していき全部決めた。

魔法は・治癒・空間・無・特殊に決定《無属性は適正無しでも使える為例外》ちなみに特殊は魔道具などを作れるように錬金魔法にした

 次にスキルは気配や匂いを消せる潜伏やステータスの隠蔽が出来る隠密。自分や他者だけでなく植物や魔獣のステータスも解る識別。最後に異世界は

紙は高価なので気軽にメモが出来ないし覚える事が沢山有りそう、なのでスキル発動中に見聞きした物を記憶し発動していない時でも記憶の引き出しが出来る絶対記憶と言うスキルにした。

『さて、他に質問などは有るかのぉ?』


「大丈夫です。あ、最後に1つ」


『なんじゃ?』


「神様の名前は聞きたいです」

 その質問を聞いてポカンとした後、神様はわらいだした。

『ホッホッホ。…ふ~、こんなに笑ったのは久しぶりじゃ』

 そう言うと楽しそうに微笑みながら教えてくれた。

『わしの名は、クラウディス・ヴェルド・ネフィリス。地球と別の世界、そしてお主が行く世界アストルフィーロ、その3つの世界を見守る者じゃ』

 そう名乗ると神様は、クラウスと呼んで良いぞと笑い指をパチンと鳴らした。一瞬で僕は光包まれていた。

『お主の次の人生が良きものに成るよう祈っておるぞ』

 そんなクラウスさんの声と共に意識が薄れていく。なんとか、ありがとうと言うとそこで意識がとぎれた。

主人公ステータス

名前・無し

職業・無しLv0

魔法

 ・治癒魔法Lv1 ・空間魔法Lv1 ・無魔法Lv1 ・錬金魔法【特殊】Lv1

スキル

 ・隠密Lv1 ・識別Lv1 ・絶対記憶Lv1


追記LvのMAXは10です。絶対記憶は発動中魔力を消費するが記憶の引き出しには消費無し。名前と職業は次の投稿からになります。

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