プロローグその1
これが初投稿になります、至らない部分など多々あると思いますが興味をもったり楽しんで貰えると嬉しいです。どうぞよろしくです。
「あれ…ここどこ?」
目を開けて周りを確認してみる。うん、知らない部屋だね。
畳にちゃぶ台それからタンスとテレビにその他、例えるなら田舎のじいちゃん家の居間みたいな部屋だ。
(何故かテレビだけは大画面の最新型だけど)
『ここはのぉ~世界の管理人の部屋じゃ』
驚いて声がした方を向くと、さっきまで誰もいなかったのにいつの間にか老人が座ってお茶を飲んでいた。某映画に出てくる魔法学校の校長先生に似た見た目と格好だけに、この部屋では浮いているように見えた。
「あなたは?」
きっと若い頃なら違和感有りまくりだったのだろうなと思いながらも質問することにした。
『わしか?わしは世界の管理人、お主達の言うところの神というやつじゃな』
え、何言ってるだこのじいちゃん?もしかしてボケ…『ボケとらんわ、失礼な‼』考え読まれた!?
「マジですか…」
とりあえず現状確認だな。うん、現実逃避じゃないよ?
「それじゃあ神様(仮)僕はどうしてここにいるんでしょうか?」
『今(仮)とかいったかのぉ?』
「気のせいだと思いますよ?」
このじいちゃん以外と鋭いな、注意しないと。
『まあいいじゃろう、…お主がこの部屋にいる理由じゃったな』
良かった、流してくれた。
「そうです」
『はっきり言うとお主が死んだからじゃよ』
…え、あ~何か少しずつ思い出してきた。確かに僕死んだわ。
投稿は週1のペースを予定しています。たまに投稿が早かったり遅かったりするかも知れませんが気が向いたら読んでくれると嬉しいです。