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死神の言葉
はじめに、この作品は日本神話を元に作成しています。特別な宗教や団体一切関係ありません。また、間違い等があるかと思われます。ご了承ください。
ほか、小説は不定期投稿です。こちらもご了承ください。よろしくお願いします。
白い部屋に男が1人…
「だ、誰か…助けてくれ!」
男は叫ぶ。
「ここから出してくれ!!」
虚しく男の声は届かない。
「まだ死にたくない…死にたくない…」
嘆く男の背後に大きな鎌を持った化物が立っていた。
「だ、誰だ!?」
「…」
化物は黙ったままだ。
「おい!何か言ってみろ」
すると、化物は口を開いた。刹那、鎌が振り下ろされた。男は、その場に倒れ絶命した。
「我は死神…神々の魂を刈り取る悪霊なり…」
死神と呼ばれる化物は白い部屋から消えた。