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只今、私は絶賛迷っています!  作者: ぽんこつ3’ (DASH)
第01章 エルチル村とその周辺
6/11

06  冒険者ギルドに行きました その1

お読み戴き有難うございます。



 今日は先ずは冒険者ギルドに行って、私のステータスの記録の更新と消費した携帯食料とかの補充をします。


 ステータスの記録の更新は義務という訳ではありませんが、こまめに更新することで様々な特典が得られるようになってます。昔はギルドの依頼を受けたり達成した後でしか更新がされていなかったらしいのですが、ステータス偽造能力者という能力を持った方がギルドカードを使って色々悪さをした為にこのような更新方法をとるようになったとのことです。


 ついでにいうとギルドカードと言ってますが、旧来型の長方形のカード型だけでなく、ビー玉型や水晶型(六角柱結晶型)があり、カードキーホルダー型やキーチェーン型、ペンダント型、腕輪型に加工して貰うことが出来ます。私のギルドカードはビー玉型の腕輪型です。


 

 特典というのは、冒険者ギルド内にある携帯食料販売所で冒険者割りという割引を受けたり出来ます。未だ、私は年齢が15才になっていないから正式な『冒険者』としては登録出来ず、5才以上であれば誰でも登録出来る冒険者見習いという肩書で登録している為、特典といってもギルド内の各種ショップでの買い物が少し安くなるというモノしかありません。正式な冒険者として登録出来る様になると、冒険者見習いよりも更に各種ショップでの買い物が安くなったり、色んな街や村にある宿屋での宿泊料金が安くなったり、許可申請の必要な高難度の迷宮に潜る許可を取れたり、国境を跨ぐための身分証明書(差別的な階級の意味ではなく前科など犯罪歴の有無を知るのが主な目的)の代わりになったり、特殊な素材でしか作れない凄い能力を秘めた武器や防具が買えたりなどなど色々あるようです。



 冒険者って一般に呼んでいますが、冒険者というのは冒険者ギルドに登録されている者という意味合いであって冒険者という職業はありません。ちなみに昔にニホンから召喚された勇者って方達が冒険者という職業に憧れを持っていたらしく、このことを知ってがっくりとされたという話が残っています。



 え~と、う~と他にしなければいけない話は・・・。



 あっ。そうそう冒険者ランクという階級ランクの話です。これはギルドで受けられる依頼クエストの難易度と、冒険者自身の腕前を表す為のモノで、冒険者見習いはLvレベル1から始まって最大でLv10まで。正式な冒険者はLv1から始まって最大でLv100まで。冒険者見習いからそのまま正式な冒険者に切り替えする場合は冒険者見習いで得たLvの数値の半分が移行され、例えば冒険者見習いLv10であれば冒険者Lv5から開始出来ます。


 冒険者Lv(冒険者見習いLv含む)は、冒険者ギルドで受けられる依頼を達成した際に貰える冒険者Lvアップポイントというモノを一定数集めることでLvが上がっていき、Lv10(見習いは除く)、30、50、70、90になったら、毎週末に行われている冒険者ギルドLvアップ試験という試験(実技と筆記)を突破しないとLvが上がらないようになっています。私の冒険者見習いLvはなんと、見習い最大値のLv10です。ドヤぁ~。




 う~ん他にも何かあったような・・・・。思い出した時に説明します。



 エルチル村の冒険者ギルドは村の南門近くにあります。私の家は村の西の端っこにある為、歩いて10分くらいです。えっ?10分の距離だと迷うんじゃないかって?流石に10年も住んでいる村の中では迷いませんよぉ~(たしかに6才までは迷っていましたが・・・)


 っと説明している間に、冒険者ギルド・エルチル村支部の前に到着しました。このギルドの建物は村長さんのお家よりも大きく、見た目にこだわったのか煉瓦造りなのに、煉瓦の上から白壁作りという技法で真っ白にされています。屋根は真っ茶(濃い茶)色で凄く目立っています。


 扉を開け、中に入るといつも通り、大人の冒険者の方達でいっぱいでした。受付横の整理券を受け取ると、私の順番が呼ばれるまで隅っこの方で大人しくぽけ~としておきます。

説明的な話が多く含むため、長くなりそうなので数話に分けています。

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