醒装コードNo.037 「登場人物紹介・補足2」
愛漸キリ
ハーフ:男
須臾の通うアポリュト学園の生徒会会長。と同時に須臾の幼なじみである。当初、須臾とアンクがペア扱いされていたが今はもう彼が須臾のパートナーになりつつある。
通り名は【聖王】。須臾が持つ【冥王】と対照的だが、二人の中はむしろ良い。彼に心酔する人も(特に女子)も少なくなく、彼と仲のいい須臾を敵視する人も多い。
ホムラ・フラッシューオーバー
異世界人:女
生徒会の一つである『醒装委員会』の副会長で3年。
最初は須臾に喧嘩を売ったり、ヴァルを誘拐させたりと意味の分からない行動を繰り返していたが、須臾に喧嘩を売ったのは【冥王】に勝利して『醒装委員会』の威厳を保つため。
気性の荒そうな口調だが、それは弱さを隠すための虚勢にすぎない。
幼少期に地球人からいじめを受けており、性格が少々歪んでいるが根は優しい人。
須臾が醒装委員会の会長になってからは、数人から「除名されるんじゃないのか」と思われていたが副会長から会長補佐になっており、実質昇格している。
用語集
【剣装】
『醒装能力』の一種。属性に沿った剣を展開する能力。
基本的に攻撃専門。【剣装】と【剣装】がふれあうことはないとされている。(須臾が例外で、【剣装】で【剣装】を弾くことが可能)
後述の【楯装】とともに学校で習うことを義務づけられている。
【楯装】
『醒装能力』の一種。属性に沿った楯を展開する能力。
基本的に防御専門。【剣装】含め、ほとんどの攻撃専門の醒装はこれでしか防御できないが、愛漸キリは楯から攻撃が可能。
学校で習うことを義務づけられている。
【鎌装】
『醒装能力』の一種。属性にあった鎌を展開する能力。
学校では習わないどころか扱いが難しく、大人の醒装使いでも使う人は滅多にいないため、存在すら知らなかったという人が多い。
そのため、須臾がこれを使ったとき余りもの知名度の低さに会場が静まり変えるほどであった。
もちろん、それにホムラも対応できるはずがなく……。
なお、これ以外にも醒装は存在する。




