醒装コードNo.020 「登場人物紹介・補足1」
第1章が終わったのでそのまとめを。
物語と関係はありません。読み飛ばしていただいて構わないです
篠竹須臾
地球人:男
物語の主人公。勉強が絶望的に出来ないことと、『楯装』の展開方法すら知らないことから完全に『劣等生』扱いを受けている。
職務質問をしようとした警察が逃げ出すほど目つきが悪く、友人が異常に少ない少年。そのため、学園内では『冥王』と呼ばれおそれられており、ほとんどの人は近づこうとしない。
身体能力は【異常】、もしくは【規格外】と呼ばれるほど秀逸で『剣装』のみでクラス全員と戦っても無双が可能。さらに6階建ての学園、その屋上から人を一人担ぎながら飛び降りても直立で骨が折れなかったり、瞬きの瞬間をねらって5メートルの距離を一気に詰めたりと普通ではあり得ないことを平然とやってのける。
ヴァルキャリウス・アキュムレート 通称:ヴァル
異世界人:女
新入生。輝きださんばかりの美貌を持つ美少女。須臾を正面から見ても怖がることのない貴重な一人で、『剣装』を使えないことから劣等生あつかいをされている。
気性は穏やかだが、感情に波があるのかキャラが安定しない。あっちにふらふら、こっちにふらふらが基本的な彼女の性格である。
『剣装』が使えない代わり、『楯装』の技術は最強クラスと噂され入学試験ではひたすら防御に徹してノーダメージで通過する。
須臾の『醒装教育生』になることによって、『楯装』を『剣装』代わりに扱うことが可能になり、その結果新人戦でノーダメージ優勝を果たした。
アンクラリクスエス・クレセントムーン 通称:アンク
異世界人:男
須臾の数少ない友人の一人。よく彼と須臾でセットにみられることが多い。
容姿も整っていながら、成績も良いという理想を絵に描いたような少年。もちろん『醒装』についても実力を遺憾なく発揮しているが、彼によると「本気の須臾には勝てない」。
基本的に性格は軽く、誰にでもフレンドリーに話しかけるため女性からの人気も高い。が、須臾とセットな為彼に近づける女はいないとされている。
用語集
【異世界】
その名前の通り、異世界。100年ほど前、突如として開かれた門のつながっている先。物語の主な舞台である学園は異世界側に位置する。
【異世界人】
その名前の通り、異世界にすんでいる人のこと。地球の人類に『醒装能力』を与え、代わりに科学技術をもらうことによって友好的な関係を続けてきた。
容姿が異常に整っている以外は人類との容姿上、相違点は見受けられない。
【醒装能力】
正式名称は『覚醒武装能力』。異世界人の持つ武装能力のこと。
主に『剣装』と『楯装』に分類され、一般的には両方をそれぞれ展開して戦闘を行う。
原則として『楯装』同士、『剣装』同士は接触が不可能。しかし須臾はこの原則を突き破っている唯一の存在である。
時たま、片方が扱えない人が存在する。
【醒装使い】
『醒装』を扱う人の総称。一般的に、醒装学園の生徒か、『醒装』を使って職業をしている人のことを指す。
【アポリュト醒装学園】
須臾たちの所属する醒装を学ぶための学園。
生徒数は千二百人、地球人と異世界人に制約はなく、入学試験を突破すれば誰でも入学が可能である。




