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ねこは、そんにゃこと、言わない。

掲載日:2026/06/05

「にゃんでか、よくわからにゃいけど、とっても眠いんだにゃ」


「ねこだから眠いんにゃって? そうかにゃ?」


「ん、にゃにゃ! 驚いたにゃ。おみゃーが、言葉を喋れるだにゃんて」


「おみゃーは、『ゴハンデスヨー』、にゃんて変にゃにゃき声でにゃいて、ご飯を持って来たり、」


「『ナーデナーデ』、にゃんてにゃいて、吾輩の体をにゃで回しにゃりする、ばかで無毛にゃやつにゃとばかり、思っていたにゃ」


「んにゃ? しかし、おかしいにゃ? にゃんでお前、語尾に、にゃ、にゃんて付けているんにゃ?」


「にゃんだ、その首輪の鈴。そんにゃの今まで付けてにゃかったにゃ」


「ほんゃく? ほんゃくってにゃんにゃ」


「にゃ! よく聞いてみたら、おみゃーのいつものにゃき声の後に、言葉が聞こえるのにゃ! その鈴から、出ているのかにゃ。すごいにゃ! にゃる鈴じゃにゃくて、しゃべる鈴は初めてみたにゃ」


「ん? つまり、にゃにかにゃ? おみゃーのにゃき声だと思っていたのは、実は言葉をしゃべっていて、吾輩の言葉は、おみゃーにとって、にゃき声にしか聞こえていにゃかったというのかにゃ?」


「ふむふん。つまりにゃ、その首の鈴。そいつが、吾輩の言葉を、おみゃーのにゃき声ににゃおして、おみゃーのにゃき声を、吾輩の言葉ににゃおしているのかにゃ?」


「逆に、おみゃーの方では、首輪の鈴が、おみゃーの言葉を、吾輩のにゃき声ににゃおして、吾輩のにゃき声を、おみゃーの言葉ににゃおしているのかにゃ?」


「んにゃ、待てよ? さっきからお前の言葉のにゃ、にゃんて言うのが気ににゃっていたが、もしかして、吾輩の言葉の方にも、にゃ、にゃんて付いているんじゃにゃいだろうにゃ?」


「にゃに! 付いているにゃって! 吾輩は言葉ににゃにゃんて変にゃのつけにゃいにゃ」


「せっていだから、仕方がにゃい? 今すぐ変えるにゃ、今すぐにゃ」


「にゃえたかにゃ? にゃんにゃ、にゃっきにゃら、にゃーにゃー、うるにゃいにゃ。にゃに? せっていをまちにゃえて、にゃえてしにゃっにゃって? にゃにゃ! にゃにゃくもどすにゃ」


「にゃにゃにゃ? にゃにゃにゃにゃ、にゃにゃくするにゃ」


「にゃに? にゃおにゃにゃい? こわれにゃんにゃにゃいのにゃって? にゃにゃ、にゃにゃくにゃおすにゃ」


「にゃおっにゃにゃ? にゃおったにゃ? にゃおったか? 直った!」


「お前も普通に話しているな。これが、猫の会話だ」


「言葉に、にゃ、なんて付ける奴はいない」


「さて、何か話しがあったんだろう。そうでもなきゃ、そんな鈴を使ってまで話しかけてこないものな」


「なんでもいいぜ。聞いてやるよ」


「何、もう十分だって。何か目的があって話しかけたんじゃないのか」


「何、話すことが目的だったって。全くわからないやつだ」


「最後に話すことができて良かった、だって? 全く吾輩は暇じゃないんだ」


「もう眠い、もう寝るんだ」


「何、おやすみだと」


「ああ、おやすみ」

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