時には遊びに行きます
「あっ!カラネちゃん。こっちこっち~!」
ハネちゃんがぴょんぴょんジャンプして私を呼ぶ。
「お待たせ。ごめんね。いつから待ってた?」
「そんな待ってないですよ。あとはマンラちゃんだけですね」
昨日の夜にマンラちゃんからのお誘いで私とハネちゃんの三人でお出かけすることになった。
遊びに行くと言っても街に出るだけだから、遠くに行くわけでも特別なところに行くわけでもなく、ただダラダラお喋りしながら服見たり、噂の甘味処に行ったりするだけ。
そう。今日は三人でいつもの練習は休んで、子供らしく遊ぼうの会!
「お待たせ!待たせちゃったね!じゃあ、行こっか!」
マンラちゃんの服を見て、私は一息つく。
私たちのメンバーでこの二人はちゃんとオシャレをするタイプの人だから、普段着で遊びに行くわけにいかないから、ちょと気合入れた服装にしてよかった。
ジュオンちゃんとリューちゃんはおしゃれとかあまり興味ないけど、ハネちゃんは淡い色の服が多くて、華美なファッションを好まないんだよね。逆にマンラちゃんはその時の気分でコロコロ変わって今日はストリート系のファッションをしている。マンラちゃんって不思議となんでも合うからすごいなって思う。
かくいう私は、モノトーンの色で構成されたシンプルな服装。いや、色に合わせてコーデできないから普通に一般女子すごいと思う。
黒いスカートに白いシャツ、黒い上着と本当にシンプルな服装。
二人の明るい雰囲気にやられそう。
「じゃあ、まずは腹ごしらえからだ~!」
マンラちゃんが先頭に私とハネちゃんはついていく。
ちょうど、真上にお日様が見えるお昼時。
「二人は何が食べたい?」
「私はあっさりしたものがいいですね。カラネちゃんは何がいいですか?」
「私は・・・」
むむ・・・
これはこちらの女子力が問われているかな?
でも・・・
「うどんかな?」
「うどんか~!じゃああそこだね!」
歩きながら何うどんが好きか話す。
私はシンプルにざるうどんが好き。
それに同意しつつもハネちゃんはかけうどん。
そしてマンラちゃんは
「私はカレーうどんだね!」
到着して、マンラちゃんがメニュー表を取って、何にするか決めていると、指さして真っ先にこれと言わんばかりに一番汚れそうなメニューを頼んだ。
私とハネちゃんは苦笑しながら注文を頼む。
「ん~!この辛くないちゃんとカレーとうどんの味がして口の中で仲良くしてくれている感じたまんないよ~!」
一応私達と少し距離とって私たち側に飛ばないように気を付けながら啜っていた。
念の為に、ティッシュを用意ながら、私達も麺を啜る。
「んん~!とてもおいしいですね。こんなおいしいうどんは初めてです」
「そもそもあんまり個人営業のうどん屋さんに行ったことないけど、こんなおいしいのは初めてかも!」
「えへへ~!でしょ~!といっても店主さんの気分で開店してるからね。中々行きたいときに空いてないから今日は空いててよかったよ~!」
「ありがとね。マンラちゃん」
「えへへ~!どうしまして」
食べ終わって、食休みついでにこれからの予定を決める。
「とりあえず、予定通りこの後は服屋さんとアクセサリー屋さんを周りながら、噂の甘味処へ行きますよね?」
「そうだね!アクセサリー屋さんで新しい髪飾りが販売する奴が二人にも合うからおそろいの髪飾りつけようよ!」
「まぁ、それは見てから判断ですけど・・・でも、お揃いのものは買いたいですね」
元々の予定から大した変更なく、マンラちゃんの行きつけの店を何店か一緒に回っていく。
「ハネちゃん、一度これも来てみてよ~!あ、カラネちゃんはこっちで」
マンラちゃんになぞの悪魔と天使のコスプレさせられて、なぜかハネちゃんが悪魔で私が天使だったけど、ハネちゃんの悪魔姿はかなり可愛かった。
なぜ、私もかは置いといて、ハネちゃんの可愛さを見るからにマンラちゃんのセンスはやっぱり疑いようがない。
普段美人系のハネちゃんが小悪魔っぽいカワイイハネちゃんになってるもん。
「うん!じゃあ今度はこれ着てみて」
渡された服を私は着る。
双子コーデならぬ三つ子コーデしたり、普段着ないゴシック系やメルヘン系なんかも着てみたりというか着せられてショッピングを楽しむ。




