表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/175

特別授業の一週間 4日目


4日目


 今日は一日魔法取得の授業の為、昨日に引き続き丸一日特別授業。


「じゃあ、前回と同じ事を致します。カラネさんは(ボール)を生成します。その時に針を飛ばすので、回避しながら頑張って玉を生成してくださいね。じゃあ始めますよ」


 私は言われてすぐに始める。

 魔力を手のひらに放出し、球体にする。


 イメージと魔力の循環。

 球体という形状を保つ事が大事。


 放出して膜を作り、その中に魔力の塊を注ぎ込む事で、水風船のようなイメージで生成する。

 膜を作る際に魔力の速度を速め、膜自体に大量の魔力が籠り、霧散しても魔力が残留するようにし、素早く魔力を注ぎ込む。


 上手くいかず、何度か妨害を受ける事十数回目。


「成功ですね。おめでとうございます。どうですか?もう簡単に使えるようになりましたか?」


 手元の玉はすでに消えていたので《(ボール)》と呟く。

 するとさっきのような苦戦無く、ラクラク生成することが出来た。


「完璧のようですね。では次のステップです」


 私が内心喜んでいると突き落とさるかのように発言する。


「今度はより実践的に行います。カラネさんには私に魔法の玉を当ててもらいます。ですが、私も攻撃もするし、回避もします。中々当てるのは難しいと思いますので、私はあまりこの位置から動かないようにします。カラネさんは私が投げる針を回避しながら私に玉を当てる。シンプルな訓練です。安全を考慮して念の為変身はしておきますよ。じゃあ変身したら開始しますね」


 そういって距離を取る。

 私は一定の距離が取れるまで移動し、変身する。

 すると直後、針が飛んできて足に傷を負った。


「変身してすぐなんて全然あるので気を抜かないように」


 幸いにもそんなに痛くないので、そのまま玉を作り投げていく。

 しかし、動きながら当てるのは難しく、上手く投げる事が出来ない。


 そもそも、重さなんてイメージ次第でもあるので、私がイメージしている物を軽すぎず重すぎないボルをイメージして生成する必要がある。


「カラネさん、一旦中止です」


 そういって、私が最後に投げた玉を避けながら、変身を解除し、私に迫って来る。

 私も変身を解除して、シンラ先輩が来るのを待つ。


 シンラ先輩は私の両肩をガッと掴んで話す。


「カラネさん。あなたビックリするほどノーコンですね。これは先にちゃんと当てる的当てから練習が必要ですね。場所を変えましょう」

「えっ?」


 腕を引っ張られて別の場所に移動する事になった。

 連れてこられたのは別の訓練場で屋内の建物だった。


「カラネさん。今日一日ここで、ひたすら的当てをしてもらいます」


 建物内には障害物だらけのフィールドや、1~9の数字が書かれたパネルの的当てや、近い所で5メートル。それから倍数ごとの距離に的が配置され、中には動いている的もある。


「少なくともそれぞれ、90点以上取れないと、戦闘には活かせないので、頑張って90点以上取れるように試行錯誤してください。出来たら、端末から連絡してくださいね。では」


 そう言ってシンラ先輩はどこかへ行ってしまった。


 私一人になり、1~9の数字が書かれたパネルという一番簡単そうなものから始める。

 立ち位置が決まっていて、そこからスタートし、順々に当てていく。


~・~・~


 一時間後


 簡単そうなパネルすら、全てを当てる所か半分も当たっていなかった。

 フォームや投げ方。投げる玉のイメージなど意識してもダメだった。


~・~・~


 それから数時間経過し、シンラ先輩が訪れて今日は終了となってしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ