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魔法少女の住処を荒らす


「よしっ」


 気合いを入れ直して空を飛ぶ。


 事前調査として調べておいた情報をもとに私の計画を実行する。

 魔法少女狩りを


 私は力を行使して、結界に穴を空けて侵入する。


 あまり荒らすと厄介なのが出てくるから今回は外に出て来ない引きこもりの魔法少女達を徐々に殺していく。

 うん、割と人の目がつかない場所多くて、人の数よりも場所の方が広いから隠れる場所もあるし、結構いいいところまで行けると思うんだよね。


 まずは地上の建物に一匹呪獣を放っておく。

 そもそも地上の方には人が少なくて気配すら感じ取りづらい。

 無駄に広いのに人が少ないからいちいち倒しに行くのが面倒だから、適当に呪獣を放っておくのがいい。


 私は呪獣の姿に変身して、体を小さくして最近よく使ってる蛇の呪獣みたいになってみる。

 これで侵入しても気づかれにくくなるはず。


 通路を飛びながら、学園の方へ向かう。


~・~・~


 時間帯も日が昇る少し前って言うのもあって動いてる人が少ない。

 警備としての人はいるけど、全員静かに暗殺して消してるから気づかれるにしてもだいぶ後になるはず。


 日が昇る前の学校に来て私は呪獣を生成して放つ。

 何匹か放った後は、すぐそばの街まで降りて、数体の呪獣を放つ。


 うん、職員室には誰かいたし、街でも数店舗開いているから人は全然いないわけじゃなくてあっさり仕留めてしまえる。

 これが魔法少女数十人とか強い魔法少女ならまだしもそんな強くない魔法少女で数人で集まってるんだからそりゃわかり切った結果だよね。


 大勢の魔法少女が来る前に他の所行こう。


 私はこの空間から抜けて別の空間へ移動する。

 次はあそこかな。


 今から新しい場所へ行って呪獣を放つより、少し時間かかって手間な事でもしに行こうかな。

 そう思って私は通路を移動する。

 気づかれないよう静かな姿で


 私は辿り着いた場所で力を行使して、扉が開かないように隙間を埋めて、黒い膜で覆い硬化させる。

 一枚薄い壁を生み出し、更に数歩毎に壁を生成して簡単に通れないように封じ込めるように入念に生み出していく。


「っ!?あなたっ!」


 誰か現れたから私は咄嗟に杖を石の部分で現れた人を叩く。

 すると一瞬にして杖に吸い込まれてしまった。


 あっ、そんな風になるんだ・・・ 

 シンプルに何かされる前に先制攻撃をしたかっただけだったんだけど、杖が強すぎた。


 まあ障害が消えたから私はそのまま壁を生成していく。


~・~・~


 中々に時間がかかる作業でそろそろ他の場所へ移動してもいいかなと感じる。

 閉鎖的な空間だから時間が正確にはわかんないから困る。


 今通路移動するのは警備の人だろうし、登校・通勤時間は過ぎたよね。


 そう思って前に住んでいた建物のある空間まで飛んでいく。


~・~・~


 ここは平和そうで少しバタバタしてる?

 聞き耳立ててみると、朝になっても帰ってきていない人がいるという事で調べる為にバタバタしてる感じかな。


 ここにいる人たちの人数と総力をぱっと考えてみる。


 この空間内の人なら大丈夫かな。

 私は小さい呪獣の姿から魔法少女へ変身する。

 そのまま呪力で顔を隠すための仮面を作って顔を隠して、建物の一階部分に向けて魔法を連射しようと思って一旦手を止める。


 その前に、この空間を他の空間から切り離すか。


 さっき壁をつけてた所は調べてもわかんないし、消せそうにも無いから諦めてたけど、ここの空間ならいけると思う。

 私は通路に向けて魔法を放ち、出入り口をふさぐ。


 それからまた一階に向けて魔法を連射する。

 この建物無駄にでかくて上が見えないし、奥行きもかなりあるから力で包み込んで消すとしても想定する力以上の力が必要になりそうだから、逆に一階を破壊して、それ以上上は崩れるだろうから瓦礫を消すようにやればいいかと思った。


 中が騒ぎ初めて建物から人が出てくる。

 私は逃げだしそうな魔法少女に向けて、杖とは反対の手から魔法を放ち仕留める。


 建物がでかいから中々壊れてくれなくて、かなり連射する羽目になり、その上時間がかなりかかっているからめんどくさい事この上ない。

 中の魔法少女が私の魔法を防ぐように魔法を使ってきたり、壊れるそばから修復してきてしぶとくてうざい。


 魔法を放つ杖は離さず、もう片方の手で私は呪獣を生み出していく。

 一匹二匹とかじゃなくて、それなりの大きさの大蛇になるような量の呪獣を


 私に目を向けている隙に建物に侵入して内部を荒らしてもらう。

 そんな強くない魔法少女達だから大蛇じゃ確実に倒せるはず。


 そうして、時間がかなりかかっちゃったけど、3時間かけてこの場所、この空間を消滅させることに成功したのだった。

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